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記事No.183に関するスレッドです

WINGBEAT COFFEE ROASTERS
卒業文集 / gaki
 家に帰ると、住所と名前が墨で書かれている封書が届いていた。差出人を確認するまでもなく、楽しみにしていた「先生」からのものとすぐに分かった。
 先日に行われた小学校の同窓会の時に先生が持って来られた、6年3組の卒業文集「ビックリ」。物持ちの良い?gakiも引越しを重ねるうちに無くしてしまった宝物のひとつだ。集まったみんなも同じように無くしていたので、先生にコピーをお願いしていたものが届いたのだ。
 軽い気持ちでお願いしていたのに、封を開けると当時そのままにきっちりと製本してある。まさしく復活版の「ビックリ」が今ここにある。そして同封されていた手紙は、時代劇で見るような達筆の墨で書かれた「書」にもう一度ビックリ!

 一瞬何が書かれているのか読めなかったが、じっくりと書を眺めていると少しずつ読める。お渡しした「gakidas」のこと、そこから読み取っていただいgakiの人生、友人、妻、仕事、故郷、孫たちのこと、暖かく嬉しい言葉がつづく・・・。最後には文集を読んで、小学校時代の友の顔を思い出すようにと締めくくられていた。

・・・文集のページをめくると最初に詩が書かれている。

『心に太陽を持て。嵐が吹こうと、吹雪が吹こうと、天には黒雲、地には争いが絶えなかろうと、いつも心に太陽をもて。
 唇に歌を持て。軽く、朗らかに、自分の努め、自分の暮らしに、よしや苦労が絶えなかろうと、いつも唇に歌を持て。
 苦しんでいる人、悩んでいる人には、こう励まそう「勇気を失うな、唇に歌を持て。心に太陽を持て。」』
 授業で先生に読んでもらった、フライシュレンの詩だ。

  文集を読み進めると、みんなの顔が浮かんでくる。みんなの未来が、夢が純粋で、新鮮で・・。一気に読み進めた。
 みんな還暦を迎えるいい顔になっているはずだが、文集からは当時の顔しか思い浮かばない。前回会えなかったみんなに無性に会いたくなった。
  文集は更に先生方30数名の励ましの言葉が続く。給食調理室、用務員室からもあたたかい言葉が綴られている。全て僕たちの未来を信じての応援メッセージだ。
 6年3組47名が自ら考え、名前も決め、みんなの手で作られた、ガリ版刷堂々50ページの「ビックリ」・・・・文集の最後は先生からのメッセージが綴られている。

『・・・太秦から目を転じて広い世界を眺めよう・・・日本は、世界はどう動いているだろうか・・・新しい歴史を築いていく君たちの責任は重大である・・・。』(一部抜粋)

    『時々文集を開こう
 
     文集は君たちに呼びかける

     たゆみない 学習への努力を

     美しい 人の心

     そして 素晴らしい 友情を』
No.183 - 2015/05/19(Tue) 23:32:04

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