[ 掲示板に戻る ]

記事No.187に関するスレッドです

WINGBEAT COFFEE ROASTERS
「コーラス」 / gaki
 gakiがdoremiに入会した時のドレミの正式名称は「コーラス ドレミ」だった。2部や4部の合唱をしている訳でもなく、特に音楽(うた)を中心としたサークルでもなかった。どちらかといえばハイキングに出かけ、キャンプやクリスマス会などレクレーション中心のサークルだった。集団就職で大阪の寝屋川に地方から出てきた若者を集め、それこそ「一人ぼっちの青年をなくそう」を合言葉に活動していた。そんなサークルだった。

 でも色んな行事の中心にはいつもギターがあり、そのギターに合わせみんなで大きな声で歌っていたのを覚えている。そんな意味ではみんなの気持ちは、そのギターの伴奏に合わせて語られていたのかもしれない。と

 あるとき、サークルの先輩に「合唱団でもないのに、なんでドレミの前にコーラスとついてんの?」と素朴な疑問を投げかけた。
 すると先輩は「コーラス」はみんなの声、みんなが一斉に発する声なんだ、と。その声の調和がコーラスなんだ。合唱団だけがコーラスではないよ、と説明された。それ以上の説明もなく、その話は終わってしまった。
 分かったような、分からないような答えだった。でも今でもその答えはgakiの心に、耳に鮮明に残っているし、そしてなんとなく分かったような気もした。
・・・今から37年前、23歳のgakiには彼の哲学のような答えが面白かった。

 その後doremiはその時の状態に合わせネーミングを変えてきた。そして今の「サークルdoremi」がある。

 還暦を迎えたgakiは37年間そんな変化するdoremiを見続け、たくさんの楽しい思い出と、たくさんの宝物と、そして時には苦しい出来事。そんな色んな場面をイッパイ、イッパイ経験してきた。・・・多くの会員が入会し、多くの会員が去っていき、そこにはたくさんの物語が凝縮されていたと言って良いだろう。2,3人の例会や、時には30人近い人数の例会、会員同士の結婚祝賀会の曲作りの真っ最中に、破談の知らせ。みんなで思いっきり声を上げて涙を流した夜。東京のコンクールで優勝した思い出・・・
 ドレミは常に変化し続けている。でもそのことに戸惑いながらも、新しい可能性はいつも楽しみで、ドラマチックで、新しい扉を開くときはいつもワクワクしているgakiがいる。23歳の時に尋ねた「コーラス」の意味を考えながら、今もその答えを探し続けているのかもしれない。

 37年前に先輩から教えてもらった「コーラス」=「調和」は今のdoremiにも脈々と受け継がれているとgakiは感じている。
 ひとりひとりの声が分け隔てられることなく、平等に扱われ、運営に反映される。曲作りもそれぞれの個性で練られていく。そんなみんなの思いが、気持ちが、考え方が、一斉に発するみんなの声が、素敵な「コーラス」としてdoremiの魅力になりますように・・・
No.187 - 2015/11/17(Tue) 23:58:15

- HOME - お知らせ(3/8) - 記事検索 - 携帯用URL - フィード - ヘルプ - メール - 環境設定 -

Rocket Board Type-LS (Free) Rocket BBS