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記事No.191に関するスレッドです

WINGBEAT COFFEE ROASTERS
リーダー / gaki
 我が家の近くにある、公園にウォーキングに出かけたのは何ヶ月ぶりだろうか?以前は仕事の合間が結構あって、健康管理も考えよく公園で歩いたものだ。でも最近はありがたいことにあまり仕事が切れず、歩く機会もしばらく遠のいていた。
 最近はもっぱら手頃な室内ジョギングが主流で、景色を眺めることなく黙々と「足踏み」運動が主になっている。万歩計を確認し、妙な達成感に満足していた。
 今年の8月に今の契約期間が終了し、本来であれば、公園ウォーキングを再開する予定ではあったが、しばらく趣味の「家の改装」構想がいっぱいたまっていて、そちらが優先となり公園再デビューはおあずけになっていた。
 家の改装工事は一段落したものの、新たなミッションが発生した。原稿用紙50枚程度の、コラムを執筆することになってしまったのだ。追々そのことは書かせてもらうが、今日はその気晴らしに、公園ウォーキングに出かけ、そこで目にした素敵な光景についてお話したい。

 公園は秋の素敵なグラデーションに彩られ、風が心地よい。子供たちの歓声も素敵なBGMに聞こえる。・・・何気なくグランドを見ると、10数人の小学3年生ぐらいの子供たちがサッカーをしている。その中に気になる一人の少年がいた。彼は普段あまり動かず、みんなの動きを見ているようだ。そしてここぞという時に、軽快なドリブルで数人を抜き去りシュートを決める。そのテクニックはそのグループではピカイチだ。
 そうこうしていると、ゲームの途中でチームの入れ替えが行われた。その時その少年は自分のチームを集め、ミーティングを始めた。会話は聞こえないが、ゴールキーパー、その他のポジションを決め、それなりの作戦を指示したように思えた。相手チームにミーティングの様子は見られない。ゲームが始まると、やはり彼は全体の流れを見ている。先ほどと同じように、ボールをもらうと軽快なドリブルでゴールを決める。

 ゲーム途中で喧嘩が始まった。その時彼は同じようにその行先を見届けるかのように動かない。しかし追いかけられた子が捕まった時、彼は割って入った。そして一人を少し離れたところに連れて行き、何か話している。その後離れた場所で何か話された子がもうひとりに謝った。そしてまた何事も無かったかのようにゲームが再開した。

 ゲーム途中に女の子が、お菓子を持ってきた。多分リーダー格の彼に渡したかったのだろう。でも彼は照れくさそうに断り、他の子が受け取った。
 そのお菓子を、彼をかこんでみんなが食べる。いつも彼の周りにはみんながいる。
時にはお茶目で、恥ずかしがり屋で、時には喧嘩の仲裁もできる。そんな彼は人気者でいつもみんなの中心にいる。
 ゲームに興じる彼らに、帰宅時間が来たことを知らせるマイク放送が流れた。その時彼はみんなを呼び集め、みんな揃って帰宅準備を始めた。彼らの乗ってきた自転車はキチンと公園の入口に駐輪してあった。(マイク放送で帰宅したのは彼らだけだった)

 小学3年生と思しき彼の行動は、とても爽やかで、リーダーとはこういうものだとあらためて思い知らされた。そしてそれが新鮮で心があらわれたような気持ちになった。本当に素敵なドラマを見せてもらったような、そんな気持ちでいっぱいになった。
No.191 - 2016/11/16(Wed) 00:20:13

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