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gakiの戯言です

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WINGBEAT COFFEE ROASTERS
裁判員制度 / gaki
 裁判員制度がいよいよ5月から始まるらしい。政府としては制度の説明を5年前に行い、検討期間を経て国民に充分周知徹底と理解が得られての実施だそうだ。
 5年前確かにそんなことが話されたことは記憶しているし、出来れば自分も選ばれて自分の考え方を司法に伝えるチャンスを使いたい、などとも思っていた。
 しかしよく中身を見てみるとこの制度で裁判員が担当する裁判は、殺人、誘拐、業務上過失致死、強盗致死、放火致死など「死刑」か「無期懲役」の重大犯罪を対象にしているという。

 そもそもこの制度の始まりは「司法が身近でない」の発想だったと思う。もっと裁判官に市民が持つ社会常識、弱者救済などを考慮した感覚を持って欲しいとの事では無かったのか?

 もしgakiが選ばれ、裁く事に携われるなら、議員の汚職、公害訴訟、薬害訴訟、原爆症の認定、労働者の雇用と権利、戦争責任、憲法違反、選挙法違反、検察や、裁判官の罷免にいたるまで国や司法が自分を自ら正せない、自分を裁ききれない、そんな事件に国民の裁きの声を反映させたい。

・ ・・・・・・・そんな思いで選ばれたいと思っていた・・・・・・・。

 ある記事に米国の陪審員制度とは異なり、今回の裁判対象が民事事件に適用されないとされたのは、「米国資本が日本進出に当たって米国の国益を守るために、米国企業が対象となる可能性の少ない殺人事件に絞った」ということが書いてあった。実際米国では外国企業の進出に当たって争う場合、米国が有利になる判決を下している事実があるらしい。特に日本の場合特許裁判で米国企業に有利な判決が下され、巨額の賠償金を取られてきた経緯があり、その逆襲を恐れているとの声もある。(インターネット記事一部流用)

僕たちが求めていた「司法への参加」はもっと身近で、憲法と照らし合わせた人間としての基本的人権や、生活、生き方、そんな考え方を論じたいと思っていたことだと思う。
検察の「全証拠提出義務」も確立されず冤罪を懸念する声がある中、国民が司法の場に出て重大事件の、それも殺人や強盗致死・・・・の量刑を判断する必要が本当にあるのだろうか?
  
 行政訴訟や他国に対しての見識、労働争議、そして憲法を見つめ直すとき、僕たちが本当に自分の考えを司法に反映させられる、そんな裁判員制度に改められる日はいつ訪れるのだろう。
No.134 - 2009/05/04(Mon) 11:59:22
ドレミはアメーバー? / gaki
 音楽室の扉を開けた会員が、「例会場所を間違えたのかな」と、あわてて扉を閉める。一度例会を欠席すると、次の週には浦島太郎の境地に立たされる程、昨今の例会は新しいメンバーが増え、見学者も多い。「毎週自己紹介で、話す事が無くなった」と嬉しい悲鳴をあげるメンバーも・・・。1ヶ月前とは随分と違った例会風景になった。
一度見学に来られた方が、次週には「雰囲気がよかったのでつれて来た」とご家族を誘って参加されることが何組かあり、自分だけでなく家族と一緒に来られる事がほんとうに嬉しい。

 枚方広報などに定期的な募集記事を載せ、さだ生涯学習センターでの定期的な活動。ギター教室のボランティア講師、機関紙の発行、ホームページのリニューアル。数え上げればきりが無いくらい、会員一人一人が自信を持って「仲間増やし」を地道に行ってきての結果が、今の例会を作っているのだと思う。
 ドレミのモットーは何度も話すが「一人ぼっちの青年を無くそう」の結成当時の理念を30数年語り続けていることの中にあると思っている。今でこそ何人かは年を重ね、「青年」という外観ではなくなったが、なかまを大切にし、アットホームなサークルつくりの原点は何も変わってはいない。
 そんなメンバーの想いが少しでも伝わり、「次週に人を誘って参加しよう」と思って頂いているのであればこんな嬉しい事はない。

 ホームページのメンバー紹介で「ひとこと」欄に「ドレミはアメーバーです」とgakiのドレミ感を書いている。決して単細胞の集団という意味ではなく、会員構成によって色んな姿に変化する、変えることも変わることも出来る。固定観念でサークル運営をするのではなく、みんなの意見や考え方を取り入れて運営する。古株や新しい会員の差、年齢差で意見の重さを変えない。そんな柔軟性と許容力を持っているという意味である。
 
 アメーバー論をクドク語るつもりはないが、変わってよいものと変えてはいけないものは人それぞれ違うかもしれない。しかしこのサークルが30数年大事にしてきた原点は決して変えてはならないものとgakiは思っている。

 この4月4日から2009年度のドレミがスタートした。役割分担で去年入会したメンバーも新体制に加わり、さらには新しいメンバーが例会を賑やかに、楽しくしてくれている。
 当面5月の「さだ若葉まつり」に向け、そろそろトップギヤーにシフトアップしたいところであるが、今年度のドレミ細胞はどんな姿に変身するのだろう。

・・・実に楽しみである・・・。
No.133 - 2009/04/21(Tue) 22:37:10
いよいよスタート / gaki
 4月8日いよいよ産業カウンセラーの講義が始まった。天満橋のエル大阪で入学式。チョットした学生気分のスタート。
 このクラスは定員70名で構成されていて、女性が5分の4近くを占めているだろうか・・・。しかし不思議とあまり男女の比率は気にならない。これから7ヶ月間、共に同じ目標を持つクラスメイトとの新しい出会いの始まり。そこに何か新鮮な緊張感さえ感じる。

 簡単なオリエンテーションの後、早速授業開始。カウンセリングの歴史や考え方の根本倫理、その論理を形成した歴史上の人物など、高校の倫理社会の授業で登場したようなカタカナの人物が次々と現れる。シャワーのように降り注ぐ単語の洪水に、なれない脳ミソは悲鳴を上げる。

 何とか午前中の授業を終え、昼食タイム。女性陣は手弁当を広げ、早速井戸端会議の様を繰り広げる。そんな光景に圧倒されつつ横目に見ながら、男性陣はビジネス街の喫茶店に一人寂しく消えていく。・・・男性のナイーブな心と対照的に、女性のシタタカさやスピーディーな環境順応力に、羨ましさとあこがれを覚える。

 昼からの授業はカウンセラーの行動特性についての講義。カウンセラーに求められる人間性といえばわかりやすいだろうか。寛容性や言葉の理解力などはある意味当たり前と思えるが、「自己肯定感」が求められていることに改めて感銘を受けた。自己肯定感とは「自分が自分であって大丈夫」「みんなそれぞれ違っていいんだよ」と心から思える気持ちのことであるが、gakiの幼い知恵では相談者にそれを感じてもらうことがカウンセリングだと思っていた。
 しかし自分を許せない、自己容認が出来ない人や、自分自身に自己肯定感が無ければカウンセリングなど出来ないという。カウンセリングは「身の上相談では無い。」とはっきり言われた。果たして自分に自己容認、そして自己肯定感が本当にあるのだろうかと、皆が不安を感じたことだろう。

  講師の先生は「今すぐに授業で話した事全てが出来れば学校はいらない。11月までにみんなが出来るようにするのが私の仕事」とあっさりと優しく話して下さった。
 そして早速出された宿題の作文テーマは「幼い頃の思い出での中で一番印象に残っている事」。幼い経験から自己理解、現在の自分との関係などをまとめ紐解く事により、もう一度自分を見つめ直すのが目的だと言う。

 授業は始まったばかり、殆ど哲学といってもよい講義はgakiの好奇心に火をつけたようだ。
No.132 - 2009/04/20(Mon) 00:29:17
リーダーシップ / gaki
 今年もドレミの定期総会がやってくる。通常4月に定期総会、10月に半期総会と年2回総会を行っている。定期総会では1年間の活動方針や予算、役員などを決める。半期総会では、4月に決めた色々な事に無理が無いか?修正の必要が無いか?など見直しをおこなうことにしている。
 会が発足して30数年間毎年行われ、今年の会長にはだれが立候補するのだろう・・とそんな事を思っていたある日の日曜日、興味深い新聞記事を目にした。

【クラスを代表する「学級委員長」をずっと置いてこなかった鳥取県の小学校。今春、20年ぶりに5.6年生のクラスに委員長が復活】
 学級委員長を置かない小学校は鳥取県以外にも少なくないらしいが、リーダーを決めると委員長になれない子供が傷つくとの「平等主義」。「特に低学年の子供社会には必要ない」「クラスの状況によって決めればよい」「クラスには班長や係の長がいる、それぞれの分野で代表を交代で務めれば教育としては充分」などが主な理由のようである。

ここで教育論を展開するつもりは無いが、クラスを代表して意見を述べたり、クラスの意思をまとめる役割を担う、本来の「学級委員長」を低学年に求めるのはさすがに疑問を感じる。しかし高学年になればクラスや様々な役割の場面で、リーダーシップを発揮できる(体験出来る)環境やチャンスを、大人達が意識的に作ってあげる必要があるのだろうと感じた。

 ドレミの会長は毎年立候補制をとっている。立候補が無ければ推薦。入会1年目の会員が会長になることもある。
 ドレミで言う会長は、先生でもなければ創設者でもない。ましてや小学校の学級委員長でもない。人生の中で生活サイクルや条件も常に変化し、年齢も職業も考え方も違うメンバーの中で、30数年の歴史をずっと一人が支え続けることは不可能と言っても良いだろう。

会長は、今年1年ドレミが元気になれるよう、「今年のバトンを握る人」だと思っている。
 もちろん会長になるのは、それなりの覚悟や自覚が必要である。しかし「長」を担う事で得るものは大きく、教えられる事もなやむ事も、その中で鍛えられ学ぶ事は沢山あると思う。リーダーシップを発揮することはきっと自分自身、生涯の宝物になると思う。ドレミでは「今年のバトンを預かろう」と思えれば、だれもが「長」を担う資格を持っていると言ってよい。
そんな会長をみんなが支え「ドレミが好き・仲間が好き」ただそれだけで長い歴史を積み重ね、長いリレーをして来たのだと言える。

「学級委員長」復活の記事を読みながら「リーダーシップ」と、それを支える仲間の意味を改めて考えさせられた。
No.131 - 2009/03/14(Sat) 02:13:52
手塚ワールド / gaki
 漫画家、手塚治虫。没後20年。生誕80年の今年、各地で様々なイベントが行われ、又、テレビでは特集が組まれ懐かしい映像や当時の作品が紹介されている。

 gakiが「鉄腕アトム」に出会ったのは小学生の低学年。1963年(昭和38年)奇しくもダラスでJFKが暗殺された年に初のテレビアニメとして放送開始された。
当時のgakiの生活と言えば、家に風呂は無く、毎日近くの銭湯へ。家の前の床几(しょうぎ)に座り、縁日で貰ったうちわで夕涼み。扇風機が我が家にやってきたのはそれから随分経ってからのように思える。もちろんテレビは白黒。チャンネルはダイヤル式で、よくチャンネルが外れたのを記憶している。
画面の前に妙な渦巻き状のレンズを付け、光の屈折で色が付いているように見え、少しワイド画面になる。そんな信じられないような子供だましも、最先端のような気がしていた。アトムの住んでいる、車が空を飛び壁面には大画面の薄型テレビ。ボタン一つで料理が出来上がる豊かな21世紀とアトムの活躍にあこがれ、テレビにかじりついていた。

小学生の高学年から中学・高校にかけ、単に夢やヒューマニズムだけでない「ブラックジャック」「火の鳥」「ブッダ」「どろろ」「きりひと賛歌」「アドルフに告ぐ」「奇子」など多くの手塚作品に出会い、さらに魅了されていく。 
 
 学校で習った倫理や哲学よりもわかりやすく、時にはどす黒く、人の性・・・悲惨な戦争や血や死・・・人間の弱さや強さや愚かさ・・・本当の「善」と「悪」を自分の頭で考えられる、いや、自然に考えさせられるそんな場面を、言葉だけではなくビジュアルとしても強烈に突きつけられた。

少年期から青春期まで本当に多くの、人生観と言っても良い様々な人間模様や心の葛藤、社会問題への関心にまで影響を受けたと言って良いだろう。
人間の救いがたい闇や、悲劇性を好んでいるかのような手塚漫画は、当時の単に夢と希望をあたえるスポーツ根性ものや、笑いだけのギャグ漫画とは随分性格の違ったものだったと改めて思える。今読み返しても、悲惨な戦争・差別の時代を体験されたからこそ、物語の奥に本当の輝く未来、本当の平和、本当の人間愛、そんな事を強く願い、とても少年漫画とは思えない大人の論理が展開されているのだと読み取れる。そしてその思いが独特の手塚ワールドを作り出しているのだと確信できる。

今の自分の倫理観や正義観、もっと大きく言えば宇宙観、それは手塚漫画を含めた少年時代に読んだ漫画に影響され、学んだことが大きい事を今更ながら実感する。この記念すべき年にこれらの作品が広く世に知らされ、もっともっと多くの人たちに読まれることを願う。
No.130 - 2009/02/17(Tue) 23:50:42
注目すべき大統領 / gaki
 バラク・オバマ氏が、アメリカ合衆国第44代大統領に2009年1月20日就任した。連邦議事堂からリンカーン記念堂までの約4キロの公園を埋め尽くした2百万人の聴衆が見守る中、オバマ大統領は同じイリノイ州出身の第16代大統領リンカーンが就任時に使用した聖書に手を置いて宣言。・・・日本でも中継された就任演説は日本時間のAM2時にも関わらず、視聴率は10%を越えた。

テンポがあり、短いフレーズで力強く民衆に訴えかけるオバマ氏の演説は聞く者を魅了する。
 「全ての人々は平等、自由で最大限の幸福を追求する事が出来る。」「それは自分で手に入れなければならない。」「長く困難な道のりを歩み、我々を繁栄と自由へと運んでくれた人々は、我々のために額に汗して働き、西部に住み着き、鞭打ちに絶え、硬い土地を耕した人々、独立戦争、南北戦争、第二次世界大戦などで死んでいったそんな民衆だ。」と語り、また金融政策では、「注意深い監視が無ければ制御不能となる。」豊かな者のみを優遇する従来の政策を批判し、新しい職場の創造、そして成長の為の新しい基盤を作ると言っている。

 南北戦争に勝利し、1863年「人民の人民による人民の為の政府を、地上からなくしてはならない」と南北の統合と奴隷解放を宣言したリンカーン。「我が友であるアメリカ国民よ、国があなたの為に何が出来るのかを問うのではなく、あなたが国の為、人類の自由の為に何が出来るかを考えようではありませんか。」1961年に就任演説を行い、ベトナム戦争の早期終結を掲げ、公民権運動を支持したJ・F・K。 1963年、公民権運動の先頭に立ち「我が友よ。我々は今日も明日も困難に直面しているが、それでも私には夢があると言いたい。」とリンカーン記念堂を背に演説をしたキング牧師。

 彼らの演説を彷彿させるオバマ大統領就任演説。民衆と共に本当の自由、夢とビジョンを語り訴えかける姿、そのエネルギーと理念は時代を超え彼らに共通している。

 さらに「わが国は戦争状況にあり、敵は憎悪と暴力のネットワークを持っている」と語りながらも、イラクからの撤退とアフガンでの平和を約束し、核の縮小さらに温暖化対策についても触れ、負の遺産を背負いながらも彼の敬愛する人たちの意思を受け継ぎ、勇敢に立ち向う姿、その歴史的瞬間に立ち会えたこと、同じ時間を共有できた事は自分にとっても有意義な事と思える。

 多くの課題、問題を抱えながらもチャレンジする若きアメリカ合衆国第44代大統領、バラク・フセイン・オバマ・ジュニアの活躍に期待し注目したい。
No.129 - 2009/01/24(Sat) 02:28:37
今年の「まつり」は? / gaki
「第3回蹉跎若葉まつり」の実行委員会が1月17日(土)スタートした。ドレミからはおかあさんとgakiが実行委員会に参加。委員会は懐かしい常連サークルや初参加のサークルも含め、32団体からなる総勢40数名の大所帯でのスタートとなった。

昨年の会計報告を皮切りに議事が進められ、昨年まで行われていた最終日の(日曜日)「打ち上げ」の取り組み方について館より説明と提案が行われた。

「本来日曜日の当館利用時間は17時までで、昨年まで行われてきた17時以降の「打ち上げ」は、実は内々で行われて来た事であって、今後は場所の変更(楽寿荘など)又は時間帯、日時の変更(土曜日の夜など)、もしくは中止。の選択肢で検討して欲しい。」との事である。

「打ち上げは参加率も悪く、まして土曜日に出演したサークルは日曜日にまた出てこなくちゃならない。出来れば中止の方向で考えて欲しい。」「どうしてもやりたいのなら、やりたい人だけでやればいい。」「打ち上げはそれぞれのサークルでやればよいのではないか」「知らない者同士が集まっても楽しくない」・・・・などの声が聞こえた。

そもそも「まつり」は、館に集まるサークルの交流の場と位置付けしていたと思う。お互いの活動を励ましあい、発表できる場をみんなで創ろう。館がみんなのオアシスになればいいね、と。・・・「打ち上げ」はその交流の一環として取り組まれてきたと認識していた。
「実行委員会の回数が多すぎる」「事務局に決定権が必要だ」・・・などの声も聞こえる。
「実行委員会」は単なるイベント実行組織でも無く、「まつり」は単なる発表の場では無い。そして「打ち上げ」も単なる飲み会の場では無い、とgakiは思っている。

面倒なことはチョットでも避けたい。・・・・「まつり」発足時の想い、主旨をあまりご存知で無い方たちにとっては極自然な感覚だと理解もできる。確かに不必要な無駄な事はやる必要は無い。合理的に物事は考え進めれば良い。でも、「まつり」発足の趣旨をもう一度しっかり見つめ直す時、それぞれの主体的な参加、充分な話し合いの時間、みんなで創り上げるプロセス、積極的な交流の場は絶対必要とgakiは信じて止まない。
自分たちのサークルや自己の都合だけを考えるのではなく、「まつり」という社会で、人のつながりや、協力し合って物事を達成する喜びを、もっともっとみんなで共有したい。

そんな想いが今回の「まつり事務局員」として、自ら手を上げさせた。
No.128 - 2009/01/22(Thu) 00:09:14
未来の子供たちのために / gaki
 2009年1月1日、21世紀になって9年目の新年を迎えた。幼い頃【2001年宇宙の旅】と後【2010年・・・・】の映画を随分先の未来と感じながらも、興味津々スクリーンに釘付けになって観ていたのは、今からそう遠く無い、つい最近の事の様にも思える。

 1970年大阪万国博覧会開催は中学3年生の頃、高校受験を目前に控えながら、一大イベントに魅了されていく。未来を連想させられる数々のパビリオン、アポロ宇宙船が持ち帰ったと言う【月の石】の展示や、三菱未来館では近未来の豊かな生活様式のプレゼンテーション、その他各国競っての最新技術の御披露目・・・。全てが輝いていて、gakiの興味と好奇心をおおいに揺さぶった。

 博覧会紹介のガイドブックを穴が開く程読みあさり、世界旅行のような感覚でパビリオンめぐり・・・。初めて聴く国名や初めて目にする文化やテクノロジー、世界が縮まったかの様に思える程の多くの外国人、動く歩道にまだ外で口にした事の無いハンバーグの匂い。全てが豊かで、そしてその夢と期待は受験勉強そっちのけでさらに膨らみ続けた。

 21世紀は僕らにとって夢と希望の世界であり、鉄腕アトムがごく自然に生活のパートナーとして一緒に暮らしている。どんどんと科学技術は発展し僕たちの生活はその裏付けによって、確実に豊かに高度に発展する。そんな未来を誰もが想像し確信していたと言ってよいだろう。

 今、21世紀を迎え10年が経とうとしている。僕たちが子供の頃に描いた夢の21世紀は今、どんな現実なのだろうか・・・。
たしかに今、何処にいても会話の出来る携帯電話やTV電話、自宅で映画館さながらの音響システムや薄型TV。スイッチ一つでお風呂が沸き、寒さからも熱さからも開放される空調設備。世界中の出来事をネットワークにより情報を瞬時に閲覧。そんな道具は手に入れた。

 しかし一方で、元旦の国際ニュースは戦車と砲弾により傷ついた市民の惨劇を映し出し、国内では不正規労働者の容赦ない解雇と、失業テント村。企業の操業停止、投資家の胸算用一つで混沌とする不安定な経済市場・・・・。数え上げたら限が無いくらい、現実は僕たちの描いた未来像とは程遠い。
人間の英知と倫理と科学技術で築き上げられるべき未来は、決して今の悲惨な姿では無く、オバマ次期大統領の言葉を借りるなら、「Yes we can」「change」。今自分達ができる事を。小さな声を、感じるままに、今こそ声高らかに発信し実行することが大切と、切に思う。

・・・・・未来の子供たちのために・・・・。
No.127 - 2009/01/18(Sun) 20:30:51
二人目の孫 / gaki
 2008年12月15日(月)AM2時52分 尼崎市の立花医院にて、新しい命が産声を上げた。Gakiじいちゃん二人目の孫の誕生だ。

 身長50cm・体重2910g・男の子。まだ名前も無く、血液型も分からない。

 昨晩たまたま「母体の神秘」なるケーブルテレビの番組を見ていた。
赤ちゃんにとって骨盤のスキマを通ることは、奇跡に近い行動らしい。体中の間接をはずし、自分の頭を骨盤のスキマの形にあわせて出てくるのだ。母親の力と赤ちゃんの力、その二つの力の相乗効果で必死に出で来る姿とその神秘に感動していた時に、娘が病院に行ったとの連絡が入った。偶然と言おうか、何か不思議なものを感じた。

 15日未明に娘自身から「生まれた」との電話。前日まで自転車に乗っていたとか・・・・・。親の心配をよそにいたって元気。
 病院に着くとワイフに案内され、新生児室へ。一人目の「瑠唯」にとてもよく似ていて、耳が大きく、唇がしっかりしている。頭やおでこの形もなかなかのものだ。振り向くと娘の姿が。もう病室から出てきて「まだしっかり見ていない」としきりにガラス越しに覗き込んでいる。

 昼食の後、新生児室に行くと、全身の力を込め、全身真っ赤になり大声で泣いている。看護士さんにオムツを替えてもらっている所で、まだ母体にいた時に吸収した栄養の黒いウンチをしている。誕生後のそれは緑色から黄色に変わって行くそうだ。gaki独り占めで誕生後初めてのウンチと対面したことや、真っ黒な瞳を見せてくれたことを、娘に話すと「自分は見ていない」と、とても悔しそうに口をとんがらせていた。
 
 程なくして孫は病室に連れてこられ、旦那と3人で記念撮影。「瑠唯の寝顔にそっくり」と二人でのぞき込んでいる姿がとてもほほえましく、幸せそうで目頭が熱くなってきた。

 一人目の時は生まれてきた孫だけに目が行きがちだったが、小さな体で、力いっぱい生まれ出てきた赤ちゃんや母体の神秘。奇跡的な人間の誕生。その誕生を心から喜んでいる二人。そしてそれらを優しく見守る家族や友人。そんな優しい風景が目に焼きついていく。
 新しい命の誕生が、こんなにもみんなをしあわせにする事。そんなことがより広く感じられるようになった自分が、とてもうれしい。
No.123 - 2008/12/16(Tue) 22:31:55

Re: 二人目の孫 / シン [ Home ]
なにわともあれ、とにかくおめでとうございます(^.^)/~~~

新しい命の芽生えは、素直に喜ばしい限りです。

ガキさんも、真由美さんも、今までもデレデレ状態だったのに
これ以上デレデレになっちゃうと溶けてしまうかも(*^_^*)

    こんな曲はいかがでしょうか?
http://jp.youtube.com/watchv=eAVK9O6mszI&feature=channel_page
《今はねむれ 君が今 人生に 欠席しても 誰もとがめない
 子供よ 新しい船に乗り込み 帆をはる 新しい水夫であれ》
               (【子供に】より抜粋) by 岡本おさみ



《今はねむれ 君が今 人生に 欠席しても 誰もとがめない
 子供よ 新しい船に乗り込み 帆をはる 新しい水夫であれ》
               (【子供に】より抜粋) by 岡本おさみ
No.124 - 2008/12/20(Sat) 11:19:27

Re: 二人目の孫 / シン
リンクページ指定がおかしいですね〜
失礼しました。

下記です
http://jp.youtube.com/watch?v=eAVK9O6mszI&feature=channel_page
No.125 - 2008/12/20(Sat) 11:24:27

Re: 二人目の孫 / gaki
たくろうの歌う【子供に】の曲、ありがとう!。

何回も繰り返し聞きました。

 満了定年退職した訳ではなく、まだまだこれから第二の人生をこころざし、世の中でもう一暴れしたいなどと思いながら、昨今の雇用情勢は、生半可な夢物語では就職の入り口にもたどり着けないそんな状況です。

 【君が今、人生に欠席しても誰もとがめない】の言葉は、労いの言葉として素直に受け止めながら、少し複雑な気持ちです。でも今は新たな夢を追いかけたいと(追いかけさせてもらってます)思っています。

 子供や孫達は、これからどんな人生を送っていくのだろうなどと、心配しても仕方の無い事かも知れないけれど、新しい風を自分の帆で感じ、力強く、自分の頭で考え、自分で答えの出せる、そんな子供たちであって欲しいと思っています。

 返信嬉しく思います。また気楽にお相手ください。

 
No.126 - 2008/12/21(Sun) 02:16:50
「蟹工船」ブーム / gaki
 今年も流行語大賞が発表され、それぞれの思惑とシックリ来たのか、来なかったのか・・・? 自分イチ押しのギャグが、ノミネートさえされていないと、お怒りの言葉も聞きつつ、それなりの言葉が賞を取った。「あなたとは違うんです」も受賞したそうだが、ご本人はご辞退されたとか(イヤハヤ)・・・。所詮マスコミの独りよがりなどと、今まで斜め15度でノミネートや受賞を見てきたが、今年は異色のノミネート語彙を目にした。・・・「蟹工船」ブーム・・・・。

 この小説を目にしたのはかれこれ30年以上も昔の頃。ある人から読むようにと勧められたが、表紙だけが異常に印象に残っていた未読の書物。

 なぜ今「蟹工船」なのか・・・?

 例のごとく、確か屋根裏部屋に保管されているような気がして、発掘精神で探して見るも、見当たらない。読んでみようと思って探して見つからないのは非常に悔しい。意地になって探しても見つからない。gakiの読書意欲に火が着き、「もう買うしかない!」心境の時、振り返ればワイフの「買ってきちゃった」と無邪気な一言。
 昔の記憶にある表紙とは違い、劇画タッチのその表紙は随分とイメージが違う。劇画蟹工船「覇王の船」イエス小池著、原作 小林多喜二。とある。
多喜二の小説は付録として、(A6文庫本123ページ)劇画の後ろに付いている。
 
 劇画は読まず、まず原作を読んでから、劇画を読んだ。劇画は小説の一部である船上の惨劇を描いている。多喜二の原作より具体的なリーダーや、敵対者を登場させ、原作の資本家に対する戦いよりも、当時の日本を人物に象徴して描いているかのようにも読み取れる。

 今「蟹工船」がブームとのことであるが、劇画が読まれているのか、原作が読まれているのかはgakiの知るところではない。

 しかし、どちらも「蟹工船」と言う「船上蟹加工工場」での劣悪な労働環境に対し、立ち上がった労働者の戦いとその大切さが描かれている。
 小説や劇画上のあからさまな体罰的暴力こそ現在は無いが、業績悪化を理由に年末の寒空に解雇される非正規労働者。サービス残業。ワーキングプアーと呼ばれる低賃金で働く人達。正規社員のリストラも進み、失業者が増大している。そして新たに労働組合が結成され、戦いが進められている現在社会に酷似している。
 1929年に描かれた「蟹工船」の惨劇とそこに働く人達の戦いは、小説や劇画の世界の出来事では無く、今まさに現在そのものである事。そしてその事に気が付いた人達の叫びであり、単なる「ブーム」で終わらせてはいけない社会現象と思う。
No.121 - 2008/12/07(Sun) 01:06:15

Re: 「蟹工船」ブーム / 一休
今、深夜ですが、がきさんの文章読んでいると、目が悪くなりそうです。これからも、おおいにガキダス頑張って書いてください。
No.122 - 2008/12/08(Mon) 02:39:57
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