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(※誤植があれば指摘して下さい。特に名前の間違いがあれば仰って下さい。短冊に書いたのに載ってない場合もご指摘下さい。感想や批評はRes[返信]でしましょう。)
ハンモックゆらり丸見え銀河かな【白波】 夕立ち草の匂いとドブの匂い【清水】 ずっしりと背に汗寝むる赤んぼう【翠柑】 花火の音(ね)聞こえど見えるは頭髪ばかり【祥童】 空飛んでサンダルくるりと夏みかん【白波】 麦酒さま体に浸みいる銀河かな【蜩】 サングラス気取る君見てせつないよ【子亀】 サングラスかけて虹見る貴婦人や【蜩】 体重計買ひたる男キャミソール【道草】 サングラスはだしでかけて村を出る【道草】 がんばってビール片手に甲子園【清水】 夏めくや日影日かげを歩きゆき【布佐】 言霊をのせたる海月の夕べかな【椿】 営業の面影見せし夏の夜【椿】 夏の午後三ツ星数えてオリオンビール【ネイキッドロフトの店長さん】
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No.43 2008/07/16(Wed) 00:50:21
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こちらの掲示板が空いているので、久しぶりに、「ぐるぐる俳句塾」をちょっと塾っぽく 開講いたしま〜す。
とりあえず、下の句を見てみましょう。
(1) 東京やベッドの下に蜘蛛ひからび
(2) 心臓をBANGと撃つふりビキニガール
(3) 生ビール喉のかたちに流し込む
(4) ふられ女唯一の救いは夕立かな
(5) 鳥葬のごと音楽を浴び母よ
(6) ひらきたる花火へ開きゆく花火
(7) テキサスは石油を掘つて長閑なり