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D 春燈に集う男のおもてなし 男のおもてなしというのが、笑ってしまう。それは不器用で不細工だけれども、どこか憎めない。おそらく流しは汚いままだろうな。それを女がうんざり洗ったりするのだろうな。そこに春の燈があたるわけで。
Fセリを食む雨も陽も新しき窓辺なり セリだ。セリなんて私なんかはあまり食べない。味も旨く思い出せない。おそらくは作者も同じような思いがあるのではないか。 久しぶりに食べたセリ。その味は、どこか新しい、と。 セロリ食む雨も陽も新しき窓辺なり も音が出ておもしろいかもしれない。
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No.5 2008/04/23(Wed) 10:34:04
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こちらの掲示板が空いているので、久しぶりに、「ぐるぐる俳句塾」をちょっと塾っぽく 開講いたしま〜す。
とりあえず、下の句を見てみましょう。
(1) 東京やベッドの下に蜘蛛ひからび
(2) 心臓をBANGと撃つふりビキニガール
(3) 生ビール喉のかたちに流し込む
(4) ふられ女唯一の救いは夕立かな
(5) 鳥葬のごと音楽を浴び母よ
(6) ひらきたる花火へ開きゆく花火
(7) テキサスは石油を掘つて長閑なり