Re: (No Subject) (No.4074 への返信) - カヨ |
私は最初かかりつけのホームドクターに相談して、紹介された検査センターで検査を受けた結果の資料を持って再度ホームドクターに行き説明を受けました。3ミリの脳動脈瘤あるけど、専門外なので脳外科専門医に相談するように。すぐ友人のご主人に相談しましたが専門外で推薦するほどの脳外科医の知り合いはいないとの返事、本当は母には言いたくなかったのですが知らないお医者様にかかるのも何だか怖くて、遂に母がお世話になった病院行きました。先生はたまたまですが私の友人の弟で、2ミリで殆ど治療の必要性はないどころか、ネックが広くて無理にクリッピングするとクリップが滑って有らぬ脳の隙間に落ちたりし兼ねないと言われました。普通はこういう問題の答えに絶対はないので、責任上からも要不要を先生が口にされる事は少ないと思いますがこの先生は(母はたまたま運び込まれたのですが)知り合いであるため本音を言われたのではないか、絶対ではないとしてもこれが「常識的」な意見かなと判断したのです。 次に数か月後同じ病院に行ったところ友人の弟は転勤になっていて違う先生がおられました。大きさは変わらずでした。手術したくないと私が言えば破裂の危険性を説かれましたが、逆に母が心配のあまり手術を急けば「慌てないで落ち着いて」と母を諭されましたから、これは常識的に考えたら手術を急ぐ段階ではないと判断したのです。母の事がありましたから、私も見つかった当時はすぐにでも手術する気でいました。でもそうこう時間が経つうちにこの手術、絶対に必要な良い良いことずくめの手術でもなさそうだとあちことから情報を得て、更にそれぞれ別な方向からですが人一倍健康に気を付けていても両親揃って、80歳近くともなれば色々病気にもなると言う事を思い知りました。それで基本的には脳動脈瘤に限らずあれこれ無症状のうちに探し出して切ったりする生き方から夫婦で方向転換したのです。自分自身で健康に気を付け、それでも破裂したら。もうすぐ敬老の日ですが、本当の長寿で表彰される方は恐らく「悪いところを積極的に探し出して、どんどん切って悪いところをなくしていった。」方よりも、無理をせず自分自身で健康に気を付けた方の中で運も良く体力もおありになった方ではないかと察します。
[No.4075] 2011/08/22(Mon) 16:54:10 KD111110032077.ppp-bb.dion.ne.jp |