私が実家静養中だった日曜早朝(私は朝型なのです)、偶然つけたテレビで医療番組をやっていました。私は医療番組は普段みないのでチャンネルを変えようと思ったのですが、タイトルをみたら10日間ほど前にうけたコイリングについてでした! 大学病院の先生による解説は、ここに集まる方にはおなじみの話でした。バルーンやステントのことも紹介されていました。コイルの良さを強調し、技術革新がさらにすすむだろうと学界動向が紹介されていましたが、最後にはコイルとクリップはそれぞれに適所があることもはっきりと図を使って指摘していました。
一緒に見ていた母は、私の術前も術後にも担当医から技術的な説明をうけたのですが、私のことが心配で何にも頭に入っていなかったそうで、この番組によってようやくコイリングのことがわかったと言っていました。 私は、自分が当事者じゃなかったら「ふーん」ぐらいで見終っていたと思いますが、なんせ受けたばかりの手術です。一つ一つうなづきながら、この技術が日本にも導入されなかったらどうなっていたのかな、と思いながら見ていました。担当医の先生にますます感謝したくなる、そんな日曜の朝でした。
[No.3835] 2010/12/30(Thu) 08:08:20 KHP222009241139.ppp-bb.dion.ne.jp |