しぶとく生きる掲示板

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今の現実 (親記事) - FD

初めまして
ネットでたまたまこちらのサイトを見つけましたので
書き込みさせてもらいました

今年の3月に還暦を目前にして母親がくも膜下出血で
倒れました。
　当初、連絡があった時意識もあり会話もできるという事だったの
で病院で病名を聞いて愕然としました。
救急車の中で2回目の出血が起こって意識がなくなったようです。
医師からもかなり危険な状態だと言われ、もう駄目なのかと思いましたが、幸い心停止にはならず髄液を抜く処置により意識状態が回復しその日のうちにクリッピング手術を行い一命は取り留めました。
　しかし、その後も血管れん縮が起こり血管がかなり細くなり
、39度超の発熱が何日も続いたり、白血球が800くらいまで減少し
心拍数が150～180くらいまで上がる等危機が何度もありました。
それでも脳梗塞にはならず何とか容態は安定してきました。
ただ水頭症になってしまい先日シャント手術を行い、後は脳の圧を逃がすために外してある頭の骨を戻す手術のみが残っています。

今の状態はくも膜下に起因する脳出血により右脳が損傷しているため左半身に麻痺が出ており、左手が殆ど動きません。
5日くらい前から目が開き、こちらの呼びかけにうなづいたり
首を横に振ることもできるようになりました。
手でグー、パーしたり、手を上げてバイバイしたりもでき
こちらの要求を認識してくれてはいるようです。
前大脳動脈の脳梗塞が出てないので、歩ける可能性はあるとは
思うのですが、左手も完全ではなくても動かせるよう
良いリハビリ等ないか考えているところです。

長文失礼致しました

[No.3950] 2011/04/24(Sun) 02:37:33
KD222013063195.ppp.dion.ne.jp

Re: 今の現実 (No.3950への返信 / 1階層) - ｶﾖ

　FD様
　私の母も2009年6月末、くも膜下で倒れました。子供たちは実家近くに住んではおらず、父も会社経営でもしもの場合も母の介護に専念できる状況になく家族で頭を抱えました。健康な母でしたが2週間たたないうちに歩くどころか、自力で起き上がることも出来なくなりました。母のくも膜下は決して軽いとは言えず、当然血管攣縮も起こり水頭症からｼｬﾝﾄのお世話にもなりました。ｼｬﾝﾄの前日は義妹の葬式で（偶然にも同時期くも膜下になり亡くなってしまいました。）、葬式会場から病院に駆けつけ前日の説明を受けた上当日はｼｬﾝﾄのﾁｭｰﾌﾞが傷つき、新しいものを取り寄せようにも記録的大雨で道があちこち通行止めで届くのが大幅に遅れ･･･、でも今ではお陰で元気になりました。幸いなことに娘の私が、子供も手を離れ且つ専業主婦なのですぐに実家に飛んで帰る事が出来ました。更に主人や息子のお陰でゆっくり滞在して母の看病、父の食事の世話できました。ﾘﾊﾋﾞﾘが始まっても最初は座る練習ｶから、この段階では素人は無理でしたが歩けるようになると決められたﾘﾊﾋﾞﾘの時間以外（ﾘﾊﾋﾞﾘは平日15分間～30分間、土日祝日はお休みでした。）でも私たち家族の責任に於いて、家族が手を添えて病院内を歩かせました。ご自身の健康に十分留意され、一生懸命看病なさって下さい。回復をお祈りいたします。

[No.3951] 2011/04/24(Sun) 08:34:37
KD111110032077.ppp-bb.dion.ne.jp

Re: 今の現実 (No.3952への返信 / 3階層) - ｶﾖ

　母は回復したのに何故このｻｲﾄをいつまでも･･･と言うと実は私にも脳動脈瘤があるからです。母がお世話になった先生に直ぐ相談しましたが、偶然にも私の友人の弟であったため身内、友人としての意見を聞くことができました。それが存在する以上絶対に破裂しないとは言えない、しかし治療は「頭の手術」であるから簡単とは言えずﾘｽｸも伴う、私程度の瘤であれば自分の身内であれば慌てては治療しないというものでした。
　また母が無事だったのは幸運に加えて、年齢の割には体が痛んでいなかったのも大きかったと思います。いわゆる「ﾎﾞﾛﾎﾞﾛ」になっていなかった。早寝早起き適度な運動の健康的な暮らしに加え、大変恵まれた人でときどき風邪とか引いても、強い薬を飲んで無理して起き上が必要もなくゆっくり休んでいられる境遇にあった人です。
　破裂はｱｸｼﾃﾞﾝﾄでしたが、母の生活態度は私も見習いたいと心がけております。その観点から考えても、頭を開けて脳を手術するって短期的な後遺症とかを超えて「体をﾎﾞﾛにしそう～」「それだけ治っても他の病気とかのﾘｽｸ高めそう」で、母の先生もああ言ってくれた事だしそのままなのです。でも本当は気になるからこのｻｲﾄ覗いている訳です。

[No.3953] 2011/04/25(Mon) 08:46:15
KD111110032077.ppp-bb.dion.ne.jp

Re: 今の現実 (No.3950への返信 / 1階層) - たまごん

ＦＤさん、お母様が倒れられた時は、さぞかし驚かれたでしょうね。見守るしかない辛さ・・・心中お察しします。

私の兄は40歳の時に1回目の破裂が発覚し、手術する寸前で2回目の破裂があり心肺停止になり、そのまま二度と意識が戻ることなく約１週間後に亡くなりました。
その時は「もう一度でいいから話がしたい！」と何度も願いましたがかないませんでした。
ですのでＦＤさんも本当に大変な経験をされたと思いますが、お母様はやっぱり運が良かったんだと思います。

今後、決して楽な道のりではないかもしれませんが、お母様の反応が出始めているとのことですし、これから一歩ずつ良い方向に向かっていくといいですね！心からお祈りしています。
今は心身ともに落ち着かない日々かもしれませんが、必ず良い結果が待っていると信じています！
ＦＤさんもどうぞご自愛なさってください。

[No.3954] 2011/04/25(Mon) 22:42:17
perseus.aitai.ne.jp

Re: 今の現実 (No.3953への返信 / 4階層) - FD

カヨ様

確かに仮に動脈瘤があっても破裂する確率数パーセントで
頭の手術をするのは躊躇われると思います。
自分の母親は夜勤の仕事を週6日、15年間やってました。
それでも体は強い方だったので疲れた様子もあまりなく
自分の趣味も楽しそうにやってました。
それでも見えない所で体へのダメージが蓄積されていたと
思います。
仮に動脈瘤があったり、これからできる可能性があっても
破裂する原因は後天的な部分もあるので自分の生活習慣や
食事によって大分予防できると思います。
カヨさんも是非無理はせず体にはお気をつけ下さい

[No.3957] 2011/04/27(Wed) 01:01:46
KD222013063195.ppp.dion.ne.jp

Re: 今の現実 (No.3954への返信 / 2階層) - FD

たまごん様

コメントありがとうございます。
たまごんさんも非常に辛い思いをされているのに
お話をして頂き申し訳ありません。
自分もくも膜下出血と聞いてまず最初に連想した言葉は
〝死〟でした
同時に何でもっと話をしなかったのかという後悔と
もう一度話したいという思いばかりでした。
自分も人の生命に関わる仕事をしているので
心肺停止という事の重大さはよく認識してます
もしそうなると助かる見込みは非常に低かったのではと
思います
母親が倒れたのは妹の大学の卒業式の日でした
朝から楽しみにしてたんだと思います
先日意識が戻った時に口を動かして何かを言おうとするのですが
まだ言葉になりませんでした
その時に妹が〝お母さん、卒業おめでとう〟って言ったの?と
聞いたら大きくうなづきました。
その時にああ、ちゃんと生きていてくれたんだと思いました

たまごんさんのように自分の悲しみがあっても他の人を思いやれる方がいるだけで救われる気がします。
どうもありがとうございます

[No.3958] 2011/04/27(Wed) 01:20:50
KD222013063195.ppp.dion.ne.jp

Re: 今の現実 (No.3957への返信 / 5階層) - ｶﾖ

　実は･･･15年前ですが、叔父（母の実弟、当時55歳）が全くの無症状でごくごく初期の胃癌が検診で発見され、本人も周りも早期発見をむしろ喜んでおりました。ところが術後の回復がやけに遅いな～と思っているうち、10日後容体が急変して帰らぬ人となり。
　素人には何が原因だか解りません。が、ごく初期であった事から、手術しなければあそこまで直ぐには亡くならなかったのではないかと言う思いが今でも親族みんなの頭をよぎります。
　以後私たちは「無症状の人の病気を検査で探し出して、色々と手を加える」と言うあり方に疑問をもつようになりました。
　それから10年ちょっとして今度は母がくも膜下。母は生還しましたが義妹はそれで亡くなり、どうする事が正解かは神様のみご存じですね。
　ただ脳動脈瘤も多分老化現象だと思いますから、治療を受けられる方はくれぐれも「これで相手を完全制覇だ、完全健康体だ～。ﾊﾞﾝｻﾞｲ」となられますと、ﾒｽを入れて傷んだ体が悲鳴を上げると思います。お互いなお一層健康に留意しましょう。

　　　　　　

[No.3959] 2011/04/27(Wed) 08:43:52
KD111110032077.ppp-bb.dion.ne.jp

Re: 今の現実 (No.3958への返信 / 3階層) - たまごん

確かに辛い思いをしました･･･。
でも誰にでも話せることでもないので、ここでコメントに書いて、それを読んでもらうことで
少し気持ちが楽になるような感じがしています。
それにＦＤさんと同じく、もっと話したかったと感じた事で、今の自分のまわりにいる人との時間は
かけがえのないものだと教えてもらった気がします。

その後、お母様の具合はいかがでしょうか？
妹さんへのおめでとうの言葉･･･伝わって本当に良かったです。
これからそういった事がひとつずつ増えていくといいですね！
ＦＤさんも大変なお仕事をされているのですね。
看病とお仕事とその他諸々･･･みんなを両立させていくのは本当に大変だと思いますが
ＦＤさんもご家族の方々もお体を大切になさって頑張ってください。

[No.3962] 2011/04/29(Fri) 00:27:09
perseus.aitai.ne.jp