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   西医体の結果報告 - 前主将 境内大和 - 2015/08/18(Tue) 13:43:08 [No.208]



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西医体の結果報告 (親記事) - 前主将 境内大和

いつもお世話になっております。
今回の西医体まで主将を務めさせて頂きました5回生の境内です。この度の西医体の結果を報告させて頂きます。
今年の西医体は大阪市立大学の主管で関西一円の球場を使って8月10日より行われました。
本学は初戦が8月10日、寝屋川第二球場にて三重大学と戦い2-3で勝利、二回戦は8月11日、住之江公園野球場にて佐賀大学と戦い3-15 (5回コールド)で敗北となりました。
初戦、二回戦ともに大勢のOB、OGの皆様が応援に来て下さりましたこと深く御礼申し上げます。

初戦の三重大学戦は打線が4回に小川、森野のタイムリーで2点を先制、投手陣も森野、清水の好投で8回まで1失点とリードした状態で最終回を迎えます。しかし9回表の守備では西医体独特の雰囲気からか守備の乱れが出て2-2と土壇場で同点とされます。嫌な流れの中、9回裏にドラマが待っていました。打線が粘りを見せ2死2,3塁と一打サヨナラの場面を作ると、先ほどタイムリーエラーの3番杉多がストレートを振りぬき打球は右中間へ。劇的なサヨナラ勝ちで初戦を飾りました。

翌日の佐賀大学は去年の西医体で降雨コールド負けを喫した相手でした。初回境内のタイムリーで1点を先制するも、裏の守りでは相手中軸の長打などで2点を奪われ早々に逆転を許します。2回以降は相手の強打にバント処理のミスも重なり、打線の勢いを止めることができず4回までに1-15と大差をつけられてしまいます。京大は5回に中軸の攻撃で2点を返すも3-15と差は埋めきれず、コールド負けとなってしまいました。

初戦ではこのチームの強みである終盤に勝ち切る力を発揮できたことで、4年ぶりの西医体勝利を噛み締めることが出来ました。二回戦は力のある相手ではあったものの自分たちの悪い形が出てしまったことが悔やまれます。しかし代打・代走で出た選手たちもそれぞれの仕事を全うし、またこれまでチームを支えた4人の投手全員を投入して勝負でき、このチームの全てをぶつけきることができました。

西医体が終わり感じたのは、主将を務めたこの1年はこれまで以上に野球のチームスポーツとしての魅力を感じた1年間だったということでした。
新チームで浮足立っていた2部秋リーグ、劇的な勝利をおさめた入れ替え戦、勝ち切れない弱さが見えた1部春リーグ、チームとして自信を持てた東海遠征、心身ともに団結した最後の合宿。この1年でチームは着実に一つになり、それにつれて終盤に爆発的な力を発揮する試合が多くなりました。守備では投手と野手がお互いを助け合いながら粘り続け、打線が勢いに乗って逆転して勝ち切る。チームとして戦う中で個々のレベル以上の力が出ているように感じました。
終盤に生まれるこの一体感、そして打席に立つ1人に全員が思いを託す瞬間が私は好きでたまりませんでした。1年の集大成となる西医体でも初戦でそんな試合が出来たことが何よりも嬉しいことでした。
秋以降は新主将藤島の下で新チームが始動します。新チームでは試合に出るメンバーも変わり大変なことも多いですが、このチームが持つ一体感があればどんな逆境も乗り越えていけるはずです。

最後になりましたが、このように学生時代にチームスポーツの楽しみ、喜びを噛み締めることができるのもこのチームを脈々と引き継ぎ、現在もご支援をしていただいているOBの皆様のおかげです。この場を借りて厚く御礼申し上げます。
ご多忙とは存じますが、秋以降もグラウンドや球場に足を運んでいただけると幸いです。今後ともご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い致します。

前主将 境内大和


[No.208] 2015/08/18(Tue) 13:43:08
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