すべてを受け入れたときに見える光 (No.974 への返信) [東京都] - まゆみ |
楠田さん、皆さんこんにちは! 「Death&Angel 〜最後の審判〜」T&U、拝聴させていただきました。 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
ロザリアはきっとディスとアルジェンにとって「特別な人」の転生した少女なのでしょうか… そして教会に住まう彼ら天使たちも、前世は「人」であったのでしょうか… その彼らに裁かれる「死者(デッダー)」=「御月陽一(楠田さん)」
最後の審判が始まるまでの間、現世に「探し物」を見つけにいく御月陽一…その彼を見守るように後をついていくロザリア…
そこで彼が目にし耳にした残酷なまでの「現実」「後悔」そして「深い悲しみ」
「最後の審判」によって自分の心に向き合い、逃げずにすべてを受け入れた彼に下された結果は「Heavens」
心残りは伝えられなかった母への思い…でも「お母さんわかってる…わかってるわ」と教えてくれたロザリアの優しい言葉…すれちがっていた「思い」がつながる…ロザリアへの「ありがとう」の感謝の言葉…癒された彼の魂(心)…
楠田さんの熱演が伝わってくる、とても素敵なヴォイスドラマでした! 動揺・困惑・怒り・悲しみ・嘆き…死者である陽一のシーンは、心が痛くなるシーンが多く、病院にて母親に一人語るシーンは涙が止まりませんでした。 楠田さんの声を聞いていますと、舞台に立ち演技をされているようにリアルにイメージがふくらみます。 オフィシャルサイトのイラストのにてメージでしていた世界が、いつしか真っ暗な舞台にスポットライトを浴びながら、最後の審判を受ける陽一(楠田さん)を想像していました。
とても「重い」テーマの作品でした。 誰にでも訪れる「死」から逃れることはできません。 過去を消すことはできません。 「生」きていれば「未来」があります。 そこには「可能性」が「希望」があります。 「死」を迎えた後に、本当に大切なものに気づいた陽一は「不幸」だったのでしょうか? 違いますよね? 「最後の審判」にて自分の心の奥底に隠れていた「探し物」=「父や母と過ごした一番幸せだったころの思い出」が、彼の人生唯一の宝物が見つかったのですから! ずっとさびしそうな顔をしていた陽一…きっと素敵な笑顔をロザリアへ見せてくれたことがわかる、最後の優しい「ありがとう」が今も耳に残っています!!
すべてを受け入れたときに見える光…そこには哀しみと同じくらい、優しさも眠っていたね、ただひたすらに生きてきた、そのままのあなたでいいのです、生きるってそういうことだから…
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あっ!茜さんもおっしゃっていらっしゃいますが、面白いシーンもありましたね♪ バロ(子安武人さん)がかなり、個性的でして(笑)おいしいです★デヴィン(下野紘さん)にいたっては、「きゃ〜!?陽一(楠田さん)を食べないでくださいっ!!」とつい叫んでしまいました(笑)
あと実は本音をちょっぴり言いますと「父や母と過ごした一番幸せだったころの思い出」のシーンがあったら、もっと嬉しかったなぁと思っていたり…楠田さんが苦手な子供の声(くー兄ちゃん)が、やっぱり好きなので〜vvと、もとい!悲しいシーンばかりだったので、陽一の幸せな日々を聞いてみたかったんです!
ちょっとホラーサスペンスタッチですので、苦手な方もいらっしゃるかもしれませんが楠田さんが本当に重要な役で、とっても熱演していらっしゃいますので、たくさんの方に聞いていただけたらいいなぁ〜と思います! 失礼いたしました。
[No.979] 2005/12/09(Fri) 13:21:50 |