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   舞台「無頼の女房」 [ ] - 楠田敏之 - 2005/02/17(Thu) 00:15:21 [No.151]
生き急ぎ、死に急ぎ… [熊本県] - アスカ - 2005/04/20(Wed) 00:33:47 [No.405]
意味なんていらないけれど… [東京都] - まゆみ - 2005/03/09(Wed) 21:26:57 [No.219]
忘れられない舞台 [千葉県] - 有水 - 2005/02/19(Sat) 03:13:19 [No.167]
演技って素晴らしい! [東京都] - 美樹 - 2005/02/17(Thu) 22:07:12 [No.164]



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舞台「無頼の女房」 (親記事) [ ] - 楠田敏之

2003年11月5日(水)〜10日(月)に萬スタジオで上演された、シアトリカルベースワンスモア第19回公演「無頼の女房」のご感想をどうぞ!もちろんDVDをご覧になったご感想もOKですよ!

作:中島敦彦(劇団道学先生)

演出:難波圭一

出演:
武田竹美、サエキトモ、上村典子、江川央生、石黒久也、横井伸明(しゅうくりー夢)、田辺浩幸、河本泳泰、大里雅史、宮澤正、難波圭一、菅谷勇、楠田敏之

ヴァイオリン:柳川ひろ子(PRISMIX)
ヴィオラ:深谷由紀子(PRISMIX)


[No.151] 2005/02/17(Thu) 00:15:21
演技って素晴らしい! (No.151への返信 / 1階層) [東京都] - 美樹

こんばんは!美樹と申します。

私は2003年11月6日(木)に観に行かせて頂きました。
楠田さんを見たのが初めての、自分的には記念的な公演で、今でも目を閉じると
舞台のセットが脳裏に浮かんできます。
たまたま前の席で観るコトが出来、役者さんの演技をかなり間近に観れて、
役者さんの演技に対する情熱がダイレクトに伝わってくるようで印象的だったのを
覚えています。そして楠田さんが演じた「太郎」が、五助さんの書いた文を読む
シーンで、文の内容もそうですが「演技って奥が深いな」と感動し、また演劇を
観にこようと思うキッカケにもなりました。

バイオリンの演出もシンプルでイイ味を出していたと思います。

それでは、これからも歌に、お芝居にと頑張って下さい。
ずっとずっと応援させて頂きます♪


[No.164] 2005/02/17(Thu) 22:07:12
忘れられない舞台 (No.151への返信 / 1階層) [千葉県] - 有水

舞台で演じる楠田さんを初めて拝見する切欠となったのが、この「無頼の女房」でした。その為、今でもとても思い出深い作品です。
舞台を観る事が実に数年ぶりだった為、少々緊張をしていた事を今でも覚えています。そしてそれと同時に、大きな期待も。

楠田さん演じる大橋太郎は少し変わった人物で、最後まで予測の出来ない、憎めない可愛らしいキャラクターでした。
鶏(おはな)を持って早口に捲くし立てながら楠田さんが登場した瞬間には、一気に物語りに引き込まれていった程です。
席が右端の前だった事もあり、尚更大きな衝撃を受けた事を覚えています。そしてそれと同時に、妙にドキドキしていた事も(笑)。
舞台内容は昭和24年と言う事で、その時代を生きていない私は当初、ちゃんと作品に浸かる事が出来るか少々不安でもあったのですが、それは全く持って杞憂でした。
生きる事、死ぬ事…その「命」と言うものについて、様々な角度から深く考えさせられる舞台でした。
五助が書いた文章を読む太郎の、楠田さんの力強い声がダイレクトに響き、その拙いながらも意味の深い一字一句を、私も噛み締めていました。
命を燃やしてひたすら生きていく、そして、生まれてきた事に感謝をする…是非今を悩む現代人にぶつけたい言葉でした。
私も悩んだ際、ふとその文章を思い出し、その時心に響いた楠田さんの声を思い返していたのですが、妙にすっとした気持ちになった事を覚えています。
生きる意味を探すのではなく、生きている事に意味がある…何だか上手くは言えませんが、戦争を越え、現代にも力強い言葉かも知れません。
そして圭吾の「小説家は書けなくなったら終わり」と言う言葉に、言い知れぬ衝撃を感じていました。アマチュアながらにも文を嗜む者としては、中々グサッとくる言葉です(苦笑)。

そこは確かに昭和24年で、明りも、埃も、匂いも、全てに引き込まれていました。
本当は一回だけ観る予定だったにも関わらず、当日券でもう一度観に行ってしまった程です。
それはDVDにも言える事で、観た際にふと、あの場所に居るような気持ちになります。
そして、あくまでこれは私の個人的意見なのですが、この舞台は観た瞬間よりも、後に少しずつ体に染み渡っていく舞台だなと思いました。


舞台感想とは少し離れますが、終演後に緊張しながらもお話をさせて頂きました。
舞台後でお疲れだった事と思いますが、気遣いのある対応がとても嬉しく、また絶対に次の舞台も観に来よう!と言う気持ちに拍車が掛かりました。
思い出深い、忘れる事の出来ないこの作品。また、DVDで観たいと思います(^^)

Tomomi.


[No.167] 2005/02/19(Sat) 03:13:19
意味なんていらないけれど… (No.151への返信 / 1階層) [東京都] - まゆみ

DVDで拝見させていただきました。
深く考えさせられる舞台で、見終わった後もしばらく物思いに耽ってしまい、中々その世界から抜け出せませんでした。

あっ、いえ、もちろん楽しく見させていただきましたけれど(楠田さん演じる大橋‘天使’太郎さんが、ニワトリの羽根がたくさんついたまま真剣にニワトリのハナについて語るところが可愛いなぁ、とか。サエキトモさん演じる花江さんが可愛くて、その赤地に白の水玉のワンピース姿で、横井伸明さん演じるカッコいい豊臣治さん(史実では太宰治さん)とダンスシーンがあったら、うっとりしそうだなぁ、とか。難波さん演じる塚口圭吾さん(史実では坂口安吾さん)は、無頼派と呼ばれるその奇行っぷりがなぜか憎めなくていとおしいなぁ、とか。塚口圭吾さんの妻、やす代さん(史実では梶美千代さん)は優しくておっとりしていて、そのふわふわした感じに癒される塚口さんの気持ちがわかるなぁ、とか。挙げ出したらキリがありませんが…)同時に、彼らの時々表に見え隠れする思考にシンクロしてしまう自分がいて、その重なった瞬間のなんともいえないゾクッとする感覚がたまりません…って、これじゃあ私怪しい人ですね(笑)
一番ゾクゾクッときたのが、花江さんが忘れたヒールを太郎さんがニワトリ小屋から持ってきて、それを花江さんが塚口さんに「これは死んだ姉の靴なの」と言って靴を置き、下から「ふくらはぎ、ふともも、おしり、腰…」とお姉さんのシルエットを描いていくところです。あれをやられたら、塚口さんはキツイですよね…。

太郎さんは無邪気な少年のような方でしたけれど、五助の文章を読んでいるときの声から、「生きる」という言葉の持つ力が溢れ出ていました!!楠田さん、最高です!!

赤ちゃんの持つ絶対的な、あの「生きる」強さはきっと誰もが生まれたときからもっているんだな、と考えると「命」を目の当たりにした塚口さんがどんな文章を書いたのか興味の残るところです。

意味なんていらないけれど…そこにはただ「生きる」という強い意志があった、「命」という強い輝きが、存在した…


[No.219] 2005/03/09(Wed) 21:26:57
生き急ぎ、死に急ぎ… (No.151への返信 / 1階層) [熊本県] - アスカ

楠田さん、皆さん、こんばんは。

この「無頼の女房」はDVDで拝見させていただきました。
お芝居の公演前、某声優雑誌のサエキトモさんの情報のページで紹介があったのですが、そこで楠田さんのお名前を発見してビックリしたのを覚えています。

“宍戸役の楠田さん”しか知らなかった私はどんなお話で楠田さんはどんな役を担当されるのかとても気になったのですが簡単に観に行けるものではなかったので諦めてがっかりしていました。
DVDの販売が行われ、その事に感謝しながら到着してすぐに観ました。
“宍戸ではない楠田さん”=“初めて知る楠田さん”、とても新鮮でした。勝気で乱暴な楠田さん(宍戸)も好きですがのんきでちょっとおかしい(?)楠田さんにもときめきましたv
太郎さんにとっては毎週愛鳥週間ですね(笑)。

私は「文学」についてはよくわからないのですがこのお芝居の内容はとても大事なことのような気がします。
人はどんな生き方を選ぶのか、一番大切なのは何なのか、それは幸せなのか苦しみなのか、とても難しいけれど色々な事を考えさせられる作品でした。
書籍も出ているそうなので時間がある時に買って読んでみようと思います。

実は「645」も「luckystar」もDVDで拝見しました。生で観ていないんです;
今年の夏のお芝居こそは直接観に行かせて頂くつもりです。
「メー」や「645(初演)」もDVD化してくれたら嬉しいんですが…。

長文・乱文失礼しました。それではまた。


[No.405] 2005/04/20(Wed) 00:33:47
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