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前回からラストの個人回に入っている様子。それぞれ、OPカットを 流用したシーンを織り込んだり、ソロ変身バンクを使ったり、 また通常必殺技とは異なるバージョンアップ必殺技を使ったり などと、キャラクター個人の物語のまとめに入っているという 感じですね。 もっとも、前回のみゆき話は基本的にギャグだったのに対し、 今回のあかね話はエピソードとしてもストーリー全体としても シリアスで、その温度差がなかなか激しかったですが(笑)。 宝物は友人、というオーソドックスでストレートな切り口。 あかねのメイン回は、お好み焼きの隠し味の回などを見ても、 基本的に物語を捻るようなこともなく、まっすぐなメッセージを そのままぶつけてくる感じですし、それもまたあかねの キャラクターに似合った語り方なのでしょうね。 もっとも、これまでの一年を過ごしてきたあかねが、友人や仲間が 宝物だということに、追い込まれるまで気づかないだろうか、と いう部分はちょっとあるかもしれませんが。……とはいえ、その 前フリの段階、皆がそれぞれの宝物を口にする場面では 全員が即物的なものを語っていましたから(笑)、それに釣られて 宝物を何か形のあるものに限られるというような先入観を 与えられてしまったというだけかもしれませんね。 人形という物質的なシンボルをまず提示しておいて、さらに無形の 仲間たちという本当に大切なものに気付くという二段構成は そういった意味では丁寧でした。 あかねのストーリーとしてだけではなく、バッドエンド側の状況も 今回大きく動きましたね。 ウルフルンの最終出撃ということだったようですが、これからは 幹部たちが一人ずつ最後の御奉公ということになるのでしょう。 最後の機会にも失敗した幹部がどうなるのかは今回まだ示されて いませんが、その行く末が気になるところです。 今作の三幹部は、コメディ回はとことん微笑ましい代わりに 今回のように非道な回はとことん非道なので、救済されるべきか どうか難しいところなのかもしれませんが(笑)。まあでも、 最近の作品の流れからして、最後には和解で終わるのだろうとは 思いますけどね。ただ、視聴者の感情としては、コミカル回の 幹部たちとシリアス回の幹部たちの描写に落差がありすぎ、彼らを どのように見ていいのか戸惑うということはあるかもしれません。 もう少し恒常的にマヌケ方面に振っておいた方がよかったのかも しれませんね。 そしてそのウルフルンとジョーカーの会話で、ピエーロとは一体 何なのかを幹部たちさえ知らない、ということが明らかに なりました。ピエーロはただの傀儡もしくは舞台装置に過ぎず ジョーカーこそが真の黒幕、という可能性も高そうですね。 過去作のS☆Sと似たような展開ではありますが。 また、ジョーカーがウルフルンに対して言った、以前のように なりたいのか、という言葉も意味深なところです。 悪役として物語の中で常に退治され続けるのが嫌だから、という ようなことなのかもしれませんが、しかしその辺の回答は すでに劇場版である程度出てしまっているともいえるので どう処理するのかは興味がありますね。 [No.2276] 2012/11/25(Sun) 10:09:51 |