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個人回シリーズの締めはみゆき。 彼女に笑顔を教えた初めての友達、というモチーフは劇場版と同じ ものですね。みゆきがシンデレラになるという以前の展開も、 同じく劇場版と被っていましたから、その二回を合わせて、 劇場版をTV用に翻案したエピソードということもできるの でしょう。 主人公の過去回想というのは、特にその性格描写の源泉となって いる場合は必ず入れておくべきものでしょうが、ラスト間近の ここで、というのもちょっと意外と言えば意外な構成かも しれません。 もう少し早めにこのエピソードを入れた方がすっきりするかなと いう気もしますが、でも、最終決戦前になってみゆきが自らの オリジンを見つめ直し、回答を得たところでラストへ臨むのだ、 と考えれば、このタイミングで今回の話があってもいいのかも しれませんね。 ストーリーとしては、幼い頃は今と真逆の内気で引っ込み思案 だったみゆきが、謎の少女に導かれて小さな勇気を出すきっかけを 得た、というものでした。その謎の少女の正体は最後まで明かされ ませんでしたが、「山のみんな」たちがいる田舎のおばあちゃんの 家という、以前にも登場した舞台を使うことで、そのような 不思議なことが起きても特に不自然ではない、というような 雰囲気があらかじめ下準備されていたというところですね。 少女の正体が「山のみんな」の類なのか、それともみゆき自身の 心の内奥に既に潜んでいた彼女の勇気そのものの具象なのか、と いうのは解釈のしようによってどうとでも取れそうです。 前者なら友達のあり方とその大切さを学んだ、ということで、 全編に渡って友情押しだった今回の雰囲気には合うでしょうね。 もちろん意図的にどうとでも取れる形にぼかして終わらせたと いうことなのでしょうし、それはそれで妥当ではあるの でしょう。あんまりキッチリと全部説明しちゃっても味気ない でしょうしね。 全体の流れとしてはちょっと平板であったかなという気はして しまうところですが、でも幼いみゆきの、人の輪の中に入って いけない表情の付け方とかは素直に可愛らしかったですね(笑)。 あの幼少時から今のように弾け切ってしまうのも、それはそれで 反動が大きすぎるような気もしますが(笑)。 次回からはいよいよ最終決戦。 宇宙からピエーロの卵が、というのもなんか凄いですね(笑)。 ハートキャッチのデューン襲来を思い出したりも。 [No.2288] 2012/12/23(Sun) 09:58:26 |