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マナと六花の強い関係性に重点を置いて語られた2話。六花が プリキュアになるのは、今回のエピソードを踏まえての次回と いうことになるようです。今回も1話からの連続エピソードでも あり、ドキドキは物語の継続性というようなものを、ある程度 考慮して作っていく姿勢なのかもしれませんね。 プリキュアであることを明かしてはならない、というのは シリーズ通しての通則ではありますが、それがなぜなのかという 理由を説明したのは珍しいところ(笑)。まあ、他の人を 巻き込まないために、という、理由としては特に捻ったわけでも ない分かりやすいものでしたが、1話冒頭でトランプ王国が 実際に崩壊している描写を差し挟んでいるだけに、その理由にも それなりの説得力が出て来ている感じですね。 そうでありながら事情を六花に話したくて仕方なく、また 六花に気遣われるたびに心に矢が突き刺さる(笑)マナの姿に 1話の有能な世話焼きぶりとはまた違った形で、マナに 親しみを感じさせる裏表のない性格描写が上手く為されて いたといえるでしょうね。 そしてそんなマナに「この幸福の王子!」と言葉を投げつける 六花。その一語だけで彼女のキャラクターが全て伝わるような 優れた場面だったように思います。知的であること、マナの美点 ゆえの危うさを知っているが故に彼女の身を常に案じていること、 そしてマナに対してそのようにはっきりとしたたしなめの言葉を 投げても、彼女たちの関係が傷つくことはないという強固な信頼、 などですね。 ……あえていうなら、それは共依存という少し病的な部分に近い かもしれないという気さえしましたが(笑)。 マナがプリキュアになったと最初に打ち明けたときの、「だったら 自分はうさぎを追いかける」という返しや、信号機ジコチューを 青信号に変える機転などからも、六花の頭の回転の速さが伺え ます。 ジコチューとの戦いでは、六花が生身でマナの有効なアシストを した、というのも面白い見せ方でした。普通ならここで六花が 変身、という形になるであろう場面でしたよね。プリキュアと してではなく、生身の、いわば六花個人としてマナを助けると いう、六花の立ち位置の象徴的な部分であったかもしれません。 まあ、ジコチューの信号がなかなか青にならない、という場面で 時間を稼ぐのはネコさんではなくキュアソードであるべきのような 気もしましたが(笑)。ソードは今回冒頭で助けられてツンツン していただけでしたから、いいところを作ってあげても良かった かも(笑)。 その冒頭、友達ではないから助けるはずがないというソードと、 人助けに理由はいらないというハート。ソードはマナと対置される 存在として明確に描かれているのが端的に伝わりますが、マナが 頑張って結果を出しているだけに、ソードがちょっと道化っぽい 気がするのが可哀想なところかも(笑)。もちろんソードは自国の 崩壊という過酷な現実を見て来ているわけで、暢気になれないのも 分かりますが。 自分の身を削る幸福の王子の比喩が作中で明確に言及された ことで、やはりマナの行動は、異常とまでは言わずとも、かなり 異質な部分があるということを、はっきり製作側も伝えるつもりで あるようですね。物語では一緒に死んじゃう結末を迎えるツバメに なりたいという六花の言葉も異質といえば異質なのですが(笑)。 そういったマナの、あるいは六花の危うさは、やはり今後掘り下げ られていくのかもしれませんね。 [No.2311] 2013/02/10(Sun) 09:53:17 |