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セーラームーンランジェリー - 九条神樹 - 2013/12/11(Wed) 21:55:22 [No.2612]
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サンリオ×まどか★マギカ - そうりゅう あすか - 2013/10/27(Sun) 21:48:52 [No.2596]
パトレイバー実写版 - そうりゅう あすか - 2013/09/28(Sat) 23:19:56 [No.2579]
石田太郎さん死去 - そうりゅう あすか - 2013/09/22(Sun) 20:43:42 [No.2574]
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東京魔人學園帝戰帖第壱話 - 九条神樹 - 2013/07/12(Fri) 23:59:48 [No.2472]
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内海賢二さん死去 - 九条神樹 - 2013/06/13(Thu) 22:23:59 [No.2434]
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新年のご挨拶&干支ネタ - 九条神樹 - 2013/01/01(Tue) 09:06:39 [No.2291]
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プリキュアオールスターズNew Stage2 こころのともだち (No.2290 への返信) - 九条神樹

プリキュアオールスターズがNewStage(NS)にタイトルを変更して
二作目の映画になります。路線としては昨年のNS1を継承・発展
させた内容となり、NSシリーズが(今後も続いていくなら)明確に
同じ雰囲気で製作されていくことが示された、といえるでしょう。
つまり、DXシリーズのアクション路線から、よりテーマ・
ストーリー性を重視した方向性へのシフトですね。

NS1ではオリジナルキャラクター・あゆみを主人公として、その
心の成長を描いたストーリーでした。今回のNS2では、オリジナル
妖精・グレルとエンエンを主人公としてその心の成長を描いていく
お話になっていますね。
展開的にも、NS1と2はどちらも、主人公たちが抱いた、最初は
小さかった心の闇を増大させた異形の存在が暴走し、プリキュア
たちの力を借りてこれと対決する中で自分の弱さを克服、そして
最後はその闇とも和解して終わる、という同じパターンになって
います。
分かりやすいとも言えますが、もう少し別の形はないのかなとも
思えますね(笑)。NS3でも同じパターンだったら、そこまで
来ればもう様式美になるかもしれませんが(笑)。

SSチームと5チームは、残念ながらほぼいるだけ状態でしたが
その一方で、現行ドキドキと先代スマイルは当然として、
その他では初代チームの大活躍ぶりが印象に残ります。
まあ初代はある意味特別枠ですので無双しても許される存在と
言えるでしょうが(笑)、前作NS1では声が付いていなかった
だけに、今回の声付きでの大サービスは嬉しかったですね。

今回声が付いていたのは、フルキャストだったドキドキ組、
スマイル組、初代組以外は、ハートキャッチからつぼみとえりか、
フレッシュからせつな、スイートからエレン、という面々。
フレッシュとスイートは、それぞれメインであるラブと響を外し
あえてせつなとエレンを持ってくるという冒険的なキャスティング
ですね。

というのも、せつなとエレンの二人は、どちらもかつての敵からの
改心組。つまり、今回の主役妖精のグレルが、自らの過ちで影を
解き放ってしまったことに対して、自らの体験からの言葉を
かける、という重要な役柄を担っていることに依るんですね。
これは非常に上手い使い方で、NSシリーズがテーマ性・
ストーリー性を重視していることの端的な表れであるともいえる
かもしれません。

グレル自身も途中で自らの過ちに気付き、自己を責めて反省する
わけですが、しかし誰も彼を叱らず、本当に反省しているなら
いいよいいよで済ませてしまうというのはどうなんだろうと
思うところも。けじめとして、形式的にでも叱ってあげるのが
周囲の、特に大人の責任でもあるような気がします。また、
過ちを犯してしまった当人にしても、叱ってもらえる、という
ことが、本当の許しを与えられたと感じるための通過儀礼的な
ところがあると思うんですよね。
実際、スイートでエレンが改心し仲間になった時、ハミィは
「叱って欲しいニャ?こら!」と叱ってあげています。この一言が
とても大切なコミュニケーションだとも思うのですが、
どうなんでしょうね。

今回何度も言及されていたのは、プリキュアは力を失ってしまえば
ただの女の子、ということでした。いやまあ、ハートキャッチの
ゆりやドキドキのありすが、たとえ変身しなくても「ただの
女の子」かどうかは大いに議論の余地があるところだとは
思いますが(笑)。その言葉通り、すべてのプリキュアが
変身能力を失って封印されてしまう流れになるわけですが、
そこから、「普通の女の子であっても心の強さ、決意と覚悟、
勇気と信頼が」とかなんとか言う流れになると思いきや、
特にそういうこともなかったのは少し肩透かしかも。今回は妖精
たちの心情を追うのがメインだったので、人間サイドのそういった
描写には手が回らなかったかもしれません。

とはいえ、結晶化されていきながら、その元凶であるエンエンに
微笑みを投げ、励ましてから凍りつくみゆきの姿は確かに、
「普通の女の子」であると同時に「普通だからこそできる強さの
表現」でもあったかも。

全体的にスマイル組の印象が強かった半面、ドキドキ組はやや
おとなしめだったかも。まあ、冒頭で例の納豆ギョウザ飴を食べる
真琴などはインパクト強かったですが(笑)。
ドキドキ組は本編でもそうですが、いい子が揃っているために
逆に全体ストーリーの中に組み込むと意外に皆地味になってしまう
傾向があるような気がします。このあたり、今後の本編では
どのように展開していくのでしょうかね。


[No.2337] 2013/03/16(Sat) 21:38:52

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