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旧作ではガミラスの冥王星残存艦隊との決戦を挟んでから、この 地球との最後の通信エピソードでしたが、2199ではすぐにこの話を 持って来たんですね。シュルツたち冥王星残存組は今後も出番が あるということでしょうか。 旧作ではお互いに孤独な古代と沖田の心の触れ合いを描いた話 でしたが、2199ではおそらくかなり意図的に、古代と沖田の 疑似父子のような関係性というものを、オミットとは言わない までも、希薄にして展開していっている感じですね。艦長室での 最後の酒盛りの相手が古代ではなく徳川機関長であったのが その象徴と言うところでしょうか。艦長と機関長の、古参兵・ 老兵同士のしみじみとした会話と言うのも味があってよかった ですけどね。ただ、沖田と古代の関係というのは旧作ヤマトの 縦軸の中でも太い一本であった気はするので、そこをあえて 薄めてくる、ということにどういった演出意図があるのか、と いうのは気になるところではあります。 旧作ではほぼ古代と沖田だけが通信すべき相手がいないような 描かれ方をしていましたが、2199では山本など多くの人間が 同じ境遇にいるようです。確かに、多くの人間が死んでいるわけ ですから、家族がいないクルーも多い、という方が理屈には 合っていますね。しかし、そのおかげでただでさえ薄かった 古代のキャラ立ての機会が、さらにまたひとつ失われたと いうのも、また事実のような気がします(笑)。まあ、古代は 山本と雪との二人にフラグを立てているような感じで、そっちの 方面では目立っているのかもしれませんが(笑)。 個人的には旧作の、行き場のない孤独とやるせなさを抱えて さまよう古代と沖田の姿が強調された雰囲気の方が心に沁みた ような気はします。 もちろん、各クルーそれぞれの胸に秘めた想いや背負った背景 などが広く語られた2199版も良かったですけどね。特に加藤の 通信は、そこに至るまでの過程も含めてなかなか印象的でしたし 彼の個性を掘り下げることに成功していたように思います。 ストーリー的には、雪が過去1年分しか記憶がないという衝撃の 事実が明かされました。彼女の容貌がサーシャと酷似している、 という点も併せて考えると、雪は果たして地球人であるのか、と いう部分が問題になってきそうですね。 雪に家族がいないという設定になったため、旧作で印象的だった 通信画面でいきなりお見合い写真を並べられる、という名場面は 南部に譲られました(笑)。南部の明確な雪への想いが語られ、 彼のキャラもはっきりと立ってきていますね。 また新見の動向も気になるところ。通信の相手が芹沢というのも、 「芹沢」に「新見」、という、元ネタの新撰組からすると 腹に一物抱えていそうなネーミングですね(笑)。 ラストは満を持しての真っ赤なスカーフ。二番の歌詞だったのは 旧作と同じですね。もっとも、しんみりと聞き入りたい場面で サービスシーンやギャグシーンが多々盛り込まれ、多少興を殺いで しまった感はあります。いやサービスシーンはもちろん、 それはそれで嬉しいのですが(笑)。 [No.2406] 2013/05/19(Sun) 18:03:47 |