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トランプ王国へ乗り込んで王女とレジーナを救出せんとする マナたちの戦いを描いたお話。展開としてはスマイルの22・23話 あたりを少し思いだすところですが、あれほど悲壮な雰囲気はなく むしろ随時差し込まれるギャグシーンのおかげで、いい感じに 肩の力が抜けたエピソードになっていました。トランプ王国に 転移してきた場面で、ひとりだけ頭から地面に突っ込む ダイヤモンドとか(笑)。ドキドキは、ハートキャッチのえりかや スマイルのみゆきなどのような、明確なコメディリリーフが 役割として存在しないので、誰か一人をオチに使うとなると 六花が消去法で選ばれてしまうのでしょうね(笑)。そのあたりは 厳しく見るとドキドキのキャラクターの幅が狭い、ということに なるのかもしれませんが。 タイトルこそ「王女様を救え」であり、そしてそれは間違いでは ないのですが、ストーリーのメインはレジーナの救出劇でした。 もっとも、「レジーナ」という単語自体に「女王」の意味が ありますから、その辺を引っかけたダブルミーニングの サブタイトルでもあったのかもしれません。まあ王女と女王とでは 違いますが(笑)。 冒頭、イーラとマーモのコントをよそに(笑)、マナを思って 煩悶するレジーナ。正直ちょっと不自然というか、レジーナは ご丁寧に、17話と前回の二度に渡ってマナとの友情を確かめ合い その絆を自覚したはずでしたね。元々、好きなら好きとまっすぐ 言う子でもありましたし。ですから、スタッフが、この場面で レジーナに自分の気持ちを誤魔化すような態度を取らせた、と いうのは、やや首を傾げるところかもしれません。それはあくまで ベールに対しての言動であり、他人に対してはまだ自己を装おうと していたということなのかもしれませんが。 舞台をトランプ王国へ移し、キングジコチューがキャラクターと して初登場。これまでも映像としては出てきていましたけどね。 CVは芳忠さんでした。声のせいか、なんとなくユーモラスな感じを 受けなくもありません(笑)。レジーナとの父娘の会話も興味深い ところでしたが、明らかにレジーナをひいきして褒めたかと思うと 彼女が少しでも言葉を返したらすぐに怒って力を奪うなど、 さすがの自己中ぶりを見せてくれました(笑)。つまり無機的な 負のエネルギーの塊などではなく、個性・人格を持つということ ですね。そういった人格を有するラスボス(候補)に対しては 単純に消滅させればいいのではなく、何らかの形で対話や和解を 試みると言うのが最近のプリキュアの流れですし、マナも前回、 キングジコチューとトランプ王国との和解につき言及して いましたから、最終的には分かりあってもらう方向へ持っていく ことになるのかもしれません。 むしろ今回はベールの存在がクローズアップされ、あるいは 最終的にはベールが下剋上してラスボス化の可能性も、という 雰囲気も少し漂って来た気もします。それにしてはこれまでに ちょっとお笑いをやり過ぎているかもしれませんが(笑)。 今回のエピソードはレジーナとマナの関係性を主として描くもの でしたが、今回のラストシーンや次回予告と合わせてみると、単に レジーナがマナを選び父と決別したというわけではなく、 父への想いというものも確実にある、ということのようで、 簡単ではないドラマの膨らみも感じるところですね。 ドキドキを知り愛を知って、マナのために自己犠牲を試みる レジーナの姿は明らかに、自分さえ良ければ、というこれまでの 姿勢から一歩前進した変化。もっとも、安易な自己犠牲もまた、 自分の内部だけで完結している、態様の変わった自己中に すぎなくもあります。それに対し、自他共存の姿を行動で示す 我らが生徒会長(笑)マナの姿はさすがの圧巻でした。 プリキュアだからとしてではなく、「生徒会長であること」に 自分の存在を象徴させ、依拠しているマナの精神性も興味深い ところでしたね。マナは割と強迫観念として生徒会長をやっている 部分も強いような気もします。 また、レジーナをとっさにかばったソードの行動も今回の 注目点でもありました。明確なセリフはありませんでしたが、 レジーナがハートのために自らを犠牲にしようとした場面を ソードが見ていたことで、彼女のわだかまりも解けたということ なのでしょう。レジーナと共に真琴の成長も描いていったのが 一連のレジーナ編のストーリーだった、とも言えるのでしょうね。 そして次回はついに5人目の戦士・キュアエースが登場。 外見は王女に似ているようにも見えますが、どうなのでしょうね。 [No.2448] 2013/06/23(Sun) 10:02:58 |