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ガミラス側とヤマト側の、それぞれドラマパートを主とした エピソード。ガミラスサイドではその破綻しつつある体制の きしみを俯瞰して描き、一方ヤマト側は細かい個人個人の心理を 見せた、描写の対照性が面白いところでした。 ガミラスはデスラーに対する民衆の圧倒的支持が以前描かれて いましたが、その一方でサボタージュなどの消極的反体制行動も 起こりつつあり、さらにそれに対して仮借ない弾圧も行われて いる、という状態のようです。政治システムの矛盾をはらんだ まま巨大に膨張してしまった国家の危うさでもあり、また逆に そういった危うさを内包しているからこそ、積極的な対外拡張 政策を取らざるを得ない、ということでもあるのかもしれません。 ドメルへの勲章授与と、それをきっかけにヤマトへの対応を任せ られる、という展開は旧作通り。朝日ソノラマの旧作小説版では ドメルの民衆人気にデスラーがふと危険性を感じる、と言った 描写がありましたが、2199でもドメルは一部の政治家から 煙たがられている、という状況のようですね。パレードの際に 少女から花を受け取り、また変わっていく国を案じるドメルの姿は 印象的で、実直で清廉な彼の性格を短い時間でよく描写しきれて いたと思います。しかしその一方で、「政治は分からない」として 関わりあうのを避けてしまうあたりが、所詮軍人以上ではない ドメルの限界でもあるのでしょう。 デスラーは謎の誰かさんとホットライン中。まあ「彼女」しか 相手はいないだろうと思われますが(笑)。ガミラス本星と、 謎の青い星(笑)が双子星であることを描写していましたが ヤマト側の会議で、ガミラスは銀河系内にあるのだろうと予測 していた場面が皮肉ですね。 一方ヤマトサイドは島の心理描写をメインに、さまざまな キャラクターたちの動きを見せていきました。古代が何故 「自分の中ではもう解決した」ことになってしまったのかは 結局良く分からないままで、もうこれはあきらめるしかないのかも 知れませんが(笑)、島に関しては古代や徳川さん、あるいは 玲との会話の中で、少しずつ自分の中に落とし所を見つけて いこうとする姿がきちんと時間を取って描かれていましたね。 島の中にこういったエキセントリックな部分があると設定した からこそ、その対比として古代を超然とした理想家にせざるを 得なかったのかもしれませんが。 こうしたドラマ中心のエピソードでしたが、ラストに衝撃の展開。 次元潜航艇だー!(笑)前回は白色彗星帝国を「さらば」から 拾って来ていましたが、今回は「ヤマト3」からの登場。こうした 旧シリーズ全体を通してネタをちりばめてくるのは、見ていて 楽しいところですね(笑)。 [No.2450] 2013/06/23(Sun) 18:08:17 |