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サブタイトルはデスラーの意でもあり古代のことでもあるの でしょう。古代が物語の大局に(今のところは)あまり関わって こなかったのは、最終的に雪一人を救うだけという役割でしか ないという、いい意味で等身大の存在ということを強調して描く ためだったのかもしれません。それはそれでアリかもと思えて きたりもします。 ラストはどこのF91だよと言った感じではありましたが(笑)。 本編はガミラス本星での決戦。 冒頭からのバトルシーンはスピーディで迫力があり、見応えの ある場面として仕上がっていたと思います。波動防壁を展開しての ラムアタックも面白い着想で、アルカディア号と是非張り合って 欲しいものですね(笑)。総統府をそのままぶち抜いての波動砲 発射も、シチュエーションとしてはなかなかインパクトのある 画面になっていました。 南部が満を持して自ら波動砲を撃ったというのも、キャラの扱いと しては成功でしょうね(笑)。南部が古代に、雪を託して自分は 波動砲を撃つ、という鮮やかな役割の交代は、彼がスタッフに 愛されているなという感を強くします(笑)。発射後にヘタレて いる姿も含めて(笑)。 ただやはり、最終戦としての悲壮さや凄絶さといったものは、 旧作の、どちらが死ぬかといった殲滅戦的なそれには及ばなかった 気はします。旧作の、星一つが死んだ、という凄惨な場面と、 そこからのヤマトの正義性からの価値観逆転があってこそ、 ヤマトという作品自体が完成したといってもいいでしょうしね。 もちろん、現在となってはそういった重いメッセージはいささか 古びているのかもしれませんし、旧作をそのままなぞるのも芸が ない、と言えばいえるのでしょうけれど。 とはいえ、ヤマトがガミラスを救う、という展開自体は、前回の 会談やあるいはメルダとの接触などから、そういった和解への 情緒的下準備は丁寧になされていた、ともいえますね。いささか 急な展開に巻きすぎたという感が免れないのも事実ではあります けれども。 デスラーのキャラクターの捉え直しは、2199でのかなり思い切った 冒険のひとつですね。良くも悪くも、旧作のような偉大な存在では なく、しかしそれゆえに必死で大きな存在になろうとあがいている 姿、といったものが見えます。古代と共に、旧作の肥大化した カリスマ的キャラクターをある意味矮小化して、血の通った姿に 造形し直した、とも言えるのでしょう。 ガミラスの内政自体がかなり行き詰っていた、という描写も これまで何度も語られてきていますし、巨大な帝国を統べるが ゆえの重圧は、カリスマではない等身大の存在でしかない 2199のデスラーの心身を大きく蝕んでもいたのかもしれません。 そういった中で、スターシャの存在がデスラーのよりどころでも あったようにも見えますが、そのスターシャは結局、今回の ホログラフィでまさに象徴していたように「手の届かない」女性で あったことが、デスラーの狂気を加速させてしまったのかも しれませんね。 さて、次回はイスカンダルへ。 話に聞くとなんだか素敵な回だとか(笑)。楽しみですね(笑)。 [No.2554] 2013/09/08(Sun) 18:06:36 |