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all 宇宙戦艦ヤマト2199 感想ツリー 第2クール - 九条神樹 - 2013/07/07(Sun) 16:51:46 [No.2468]
☆★最終話『青い星の記憶』★☆ - 九条神樹 - 2013/09/29(Sun) 18:28:39 [No.2581]
「アイツ(古代)が一番どん底」 - 暗之云 - 2013/10/01(Tue) 21:08:11 [No.2583]
リメイク - 九条神樹 - 2013/10/05(Sat) 17:09:05 [No.2585]
守さんが居なかった場合、誰がリバースのOSになったん... - そうりゅう あすか - 2013/09/30(Mon) 00:18:21 [No.2582]
やはり - 九条神樹 - 2013/10/05(Sat) 16:45:35 [No.2584]
☆★第25話『終わりなき戦い』☆★ - 九条神樹 - 2013/09/22(Sun) 18:12:37 [No.2573]
劇場公開に間に合わなかったあれやこれや - 暗之云 - 2013/09/25(Wed) 01:05:46 [No.2576]
結構いろいろと - 九条神樹 - 2013/09/28(Sat) 17:08:19 [No.2578]
☆★第24話『遥かなる約束の地』★☆ - 九条神樹 - 2013/09/15(Sun) 18:14:20 [No.2565]
お腹をさすって「さようなら、守」ってオイオイ!? - 暗之云 - 2013/09/15(Sun) 22:18:16 [No.2567]
下賤な話ですが - 九条神樹 - 2013/09/21(Sat) 16:51:47 [No.2570]
元カノVS現地妻の修羅場は・・・。 - そうりゅう あすか - 2013/09/15(Sun) 19:10:35 [No.2566]
水着 - 九条神樹 - 2013/09/21(Sat) 16:39:09 [No.2569]
☆★第23話『たった一人の戦争』★☆ - 九条神樹 - 2013/09/08(Sun) 18:06:36 [No.2554]
主人公とヒロインの面目躍如。 - そうりゅう あすか - 2013/09/08(Sun) 23:17:18 [No.2557]
主人公 - 九条神樹 - 2013/09/14(Sat) 17:45:04 [No.2561]
♪ひーかーるーかーぜーのなっかー - 暗之云 - 2013/09/08(Sun) 21:21:07 [No.2556]
デスラーの描写 - 九条神樹 - 2013/09/14(Sat) 17:26:41 [No.2560]
☆★第22話『向かうべき星』★☆ - 九条神樹 - 2013/09/01(Sun) 18:09:35 [No.2542]
前回の疑問・「薮はこの先どうなるんだ?」 - 暗之云 - 2013/09/01(Sun) 20:02:02 [No.2544]
二重投稿しちゃった - 九条神樹 - 2013/09/07(Sat) 17:25:36 [No.2551]
残念ながら - 九条神樹 - 2013/09/07(Sat) 17:25:20 [No.2550]
皇女様と戦う女の子2人の女子会 - そうりゅう あすか - 2013/09/01(Sun) 19:58:30 [No.2543]
女子会 - 九条神樹 - 2013/09/07(Sat) 17:10:53 [No.2549]
☆★第21話『第十七収容所惑星』★☆ - 九条神樹 - 2013/08/25(Sun) 18:29:19 [No.2531]
来週まで観て、 - 暗之云 - 2013/08/29(Thu) 21:44:47 [No.2534]
劇場版 - 九条神樹 - 2013/08/31(Sat) 15:54:47 [No.2536]
☆★第20話『七色の陽のもとに』★☆ - 九条神樹 - 2013/08/18(Sun) 18:09:33 [No.2523]
終始ひたすらドンパチ続きで濃密な30分 - 暗之云 - 2013/08/19(Mon) 22:25:53 [No.2526]
ヤマトの座標 - 九条神樹 - 2013/08/24(Sat) 16:28:39 [No.2529]
☆★第18話『昏き光を超えて』・第19話『彼らは来た』... - 九条神樹 - 2013/08/04(Sun) 18:37:31 [No.2506]
「意外と元帥閣下もお甘いようで…」 - 暗之云 - 2013/08/08(Thu) 00:53:51 [No.2508]
ゲールのキャラクター - 九条神樹 - 2013/08/17(Sat) 16:34:59 [No.2516]
☆★第17話『記憶の森から』★☆ - 九条神樹 - 2013/07/28(Sun) 18:27:31 [No.2494]
昔読んだコミックに・・・。 - そうりゅう あすか - 2013/07/30(Tue) 20:47:20 [No.2497]
新見さん - 九条神樹 - 2013/08/03(Sat) 16:51:15 [No.2501]
森雪の最大の謎 - 暗之云 - 2013/07/29(Mon) 00:21:53 [No.2496]
汚れっちまった悲しみに - 九条神樹 - 2013/08/03(Sat) 16:40:33 [No.2500]
いつか本気で笑おうや - 暗之云 - 2013/08/04(Sun) 01:26:51 [No.2502]
☆★第16話『未来への選択』★☆ - 九条神樹 - 2013/07/21(Sun) 18:07:52 [No.2486]
オープニングが変わった。 - 暗之云 - 2013/07/23(Tue) 23:31:13 [No.2487]
真田さんも - 九条神樹 - 2013/07/27(Sat) 16:18:50 [No.2491]
★☆第15話『帰還限界点』★☆ - 九条神樹 - 2013/07/14(Sun) 18:38:07 [No.2478]
オープニングが変わる - 暗之云 - 2013/07/17(Wed) 20:00:33 [No.2480]
OVA版でも - 九条神樹 - 2013/07/20(Sat) 17:20:53 [No.2483]
★☆第14話『魔女はささやく』★☆ - 九条神樹 - 2013/07/07(Sun) 18:06:36 [No.2469]
エヴァ以降にありがちな - 暗之云 - 2013/07/08(Mon) 19:34:01 [No.2471]
無駄に不明瞭 - 九条神樹 - 2013/07/13(Sat) 17:32:09 [No.2475]


☆★第23話『たった一人の戦争』★☆ (No.2468 への返信) - 九条神樹

サブタイトルはデスラーの意でもあり古代のことでもあるの
でしょう。古代が物語の大局に(今のところは)あまり関わって
こなかったのは、最終的に雪一人を救うだけという役割でしか
ないという、いい意味で等身大の存在ということを強調して描く
ためだったのかもしれません。それはそれでアリかもと思えて
きたりもします。
ラストはどこのF91だよと言った感じではありましたが(笑)。

本編はガミラス本星での決戦。
冒頭からのバトルシーンはスピーディで迫力があり、見応えの
ある場面として仕上がっていたと思います。波動防壁を展開しての
ラムアタックも面白い着想で、アルカディア号と是非張り合って
欲しいものですね(笑)。総統府をそのままぶち抜いての波動砲
発射も、シチュエーションとしてはなかなかインパクトのある
画面になっていました。
南部が満を持して自ら波動砲を撃ったというのも、キャラの扱いと
しては成功でしょうね(笑)。南部が古代に、雪を託して自分は
波動砲を撃つ、という鮮やかな役割の交代は、彼がスタッフに
愛されているなという感を強くします(笑)。発射後にヘタレて
いる姿も含めて(笑)。

ただやはり、最終戦としての悲壮さや凄絶さといったものは、
旧作の、どちらが死ぬかといった殲滅戦的なそれには及ばなかった
気はします。旧作の、星一つが死んだ、という凄惨な場面と、
そこからのヤマトの正義性からの価値観逆転があってこそ、
ヤマトという作品自体が完成したといってもいいでしょうしね。
もちろん、現在となってはそういった重いメッセージはいささか
古びているのかもしれませんし、旧作をそのままなぞるのも芸が
ない、と言えばいえるのでしょうけれど。

とはいえ、ヤマトがガミラスを救う、という展開自体は、前回の
会談やあるいはメルダとの接触などから、そういった和解への
情緒的下準備は丁寧になされていた、ともいえますね。いささか
急な展開に巻きすぎたという感が免れないのも事実ではあります
けれども。

デスラーのキャラクターの捉え直しは、2199でのかなり思い切った
冒険のひとつですね。良くも悪くも、旧作のような偉大な存在では
なく、しかしそれゆえに必死で大きな存在になろうとあがいている
姿、といったものが見えます。古代と共に、旧作の肥大化した
カリスマ的キャラクターをある意味矮小化して、血の通った姿に
造形し直した、とも言えるのでしょう。
ガミラスの内政自体がかなり行き詰っていた、という描写も
これまで何度も語られてきていますし、巨大な帝国を統べるが
ゆえの重圧は、カリスマではない等身大の存在でしかない
2199のデスラーの心身を大きく蝕んでもいたのかもしれません。
そういった中で、スターシャの存在がデスラーのよりどころでも
あったようにも見えますが、そのスターシャは結局、今回の
ホログラフィでまさに象徴していたように「手の届かない」女性で
あったことが、デスラーの狂気を加速させてしまったのかも
しれませんね。

さて、次回はイスカンダルへ。
話に聞くとなんだか素敵な回だとか(笑)。楽しみですね(笑)。


[No.2554] 2013/09/08(Sun) 18:06:36

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