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ありすのお当番回。本編のほとんどが回想シーンで占められ、 付け足しのようにノルマの戦闘シーンが入る、というような、少し イレギュラーな構成でしたが、そのバトルパートもロゼッタの 動きがしっかり描き込まれて、なかなか見応えのある形に 仕上がっていました。 またありすの家族構成についてもようやく触れられ、やっと 彼女の背景が見えてきたかなという感じですね。時期的にかなり 遅かったのは否めませんが(笑)。 幼いころのありすは体が弱く友達がいなかった、という お嬢様キャラとしては定番のパターンを当てはめてきました。 ありす個人の掘り下げが今までにもう一つ弱かっただけに、 彼女のキャラクターを描写する要素としては良く機能したと いえるでしょうね。シチュエーション自体は比較的ありふれた ものではあっても、これまでのありすの描写にはそれすら 足りなかったとも言えるわけですしね(笑)。 もっとも、幼いころにそんな病弱で、早く走ることも できなかったのに、それからわずか数年で中学生の男の子を ぶちのめすほどの武道の達人になったのだろうか、という部分は ちょっと疑問ではありますが(笑)。 ありすの人格形成にもマナが強く影響していた、という作りは、 結局この物語のすべてがマナを中心に回っているのだという感を 強くするところでもあります(笑)。だからこそ主人公でもあるの でしょうけどね。まあ、ありすの幼少時のキャラを深窓の令嬢型に 設定した以上、その殻を破る王子様ポジションが登場しなければ ならないわけですから、妥当ではあるのでしょう。 マナに影響されたとはいえ、マナの「人を笑顔にしたい」という 願望があくまで天然の善意にとどまっているのに対し、ありすは それを具体的な行動目標と捉え直しているという点では、この 二人の性格の差異がよくあらわれているとは言えるのかも しれません。 マナの存在が大きく、六花の影が少し薄いかなと思っていたら、 屋敷からの脱走シーンで六花が縦横無尽に活躍していたのは いいバランスでした(笑)。もちろんマナのような人間的影響力 ではなく、単に頭のいい子、というだけの便利屋的役回りに 過ぎませんでしたが、出番がないよりはいいですからね。 しかし、六花は努力型の秀才キャラのような印象をこれまでは 受けていましたが、僅かな時間で屋敷のからくりのすべてを把握 したところを見ると、むしろ直感型の天才キャラ、という感じかも しれませんね(笑)。 真琴と亜久里は完全においてきぼりでしたが、これは今回の話の 構成上仕方がなく、また各個人のお当番回ではそれ以外の子の 出番は減るものですからやむを得ないところでもあるでしょうね。 ただ、形式的にはありすの昔話を真琴と亜久里が聞いている、と いう状況ですから、完全に回想だけで進行するのではなく、時折 現在に戻して真琴や亜久里に口を挟ませるなどしても良かったかも しれませんね。 戦闘シーンはロゼッタ無双。単に派手でよく動くというだけでなく バリアを足場にして跳躍したり、また割れたバリアを手に持って 殴り付けるなどの工夫が見られて、見ていて楽しく堪能できる バトルでしたね。真二つに割れたロゼッタリフレクションが 形状的に扇のように見えるのも、偶然か意図的か、お嬢様キャラと いうロゼッタの属性を上手く反映していた感じです。 逆さまに落下しながらの決めポーズに新技というのも、余裕ある ロゼッタらしい雰囲気を作り出していたと言えるかも(笑)。 ラストはロゼッタの正体に気付きながらも知らないふりの ありすパパというニクい見せ方で締め。ありすの体を過度に心配 していた幼少時との綺麗な対比でした。そういう意味では、 ありすだけではなくありすパパの成長譚でもあったのかも しれませんね。 [No.2571] 2013/09/22(Sun) 09:59:19 |