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劇場版の製作が告知されましたね。となるとやはり「さらば」に なるのか、とも思われますが、だとするとタイトルは 宇宙戦艦ヤマト2200にならなければいけなくなりそうです(笑)。 さて、最終回。 バトルパートはなく、雪と沖田の生死、そして、コスモリバースの 真実についてのみ語られたラストエピソードになりました。 雪と沖田の死と再生については旧作をなぞった形になっていますが それに一応の説明を付けるためにコスモリバースのシステムが 考案された、という感じですね。それはそれでスタッフの努力が 伺えますが、2199はここまで旧作から色々と改変を行っているわけ ですし、ラストだからと言って無理に旧作のままの展開に しなくても良かったかもしれませんね(笑)。進のために勝手に コスモリバースを起動させた守が結構酷いことをしているようには 見えてしまいますし(笑)。 クルーたちを激励する古代(進)は、ここにきてようやく 主人公らしい風格を身に付けたように見えました。もちろんそれは 雪のことがあるからこそ無理にテンションを上げている、という ことで、それを周囲に見抜かれてもいるのですが。 しかし無理にであっても周りの者を支え奮い立たせることが できたという点で、古代はやっと作品の中心になり得たとも 思えます。最終話でようやくか、という感じは正直ぬぐえない ところではありますが(笑)。 沖田は2199でも相当早い時期から病床についてはいましたが、 旧作と比べるとあまり闘病シーンが多くなく、その死もあまり 印象論としては重くならなかったかな、とも感じるところでした。 しかしそれでも、沖田の末期のあの有名なセリフはやはり胸に迫る ものがありますね。特に、あらかじめ徳川と語り合うシーンを 入れたことで、沖田の感慨が強く浮き彫りになる効果を上げたと 言うことはできると思います。 さて全体を通して振り返ってみますと、やはり美麗な作画と 迫力ある演出でヤマトがリメイクされたということ自体が 非常に大きな意味を持つように思います。 ヤマトという作品はやはり日本のアニメ史上並ぶものの少ない 大きな存在であることは事実でありながら、しかし世代交代に 失敗したことで(キャラ的にもファン的にも)過去の作品でしか なかったところ、これを現代に蘇らせるというチャレンジを行い、 そしてそれを成し遂げた功績は大なるものと言っていいの でしょうね。 その内容も、旧作の数多くの矛盾点や齟齬点、物語の練り込みの 粗かった部分などを丹念に拾い、極力整合性を取らせるように 作り直しており、スタッフの旧作へのリスペクトと努力を 感じずにはいられません。 しかしそれと共に、やはり古代や島と言ったメイン級のキャラの 薄さは残念なところと言わざるを得ませんし、また古代と沖田との 関係などの重要な分をスポイルしてしまったことももったいない 気がします。 その分、ガミラスパートに非常に力を置いた描写は、いかにも 製作側がファンならではのウェイトバランスですが(笑)、 しかし同時に、リメイクとは単にファンが作ったひいきの 引き倒しであってはならず、あくまで作品としてのトータルな コントラストを重んじて作るべきではなかったか、とも思えなくも ありません。 また、愛というテーマを大上段に掲げずとも、異種族間の 相互理解という展開をきっちり見せることができたのは 時代性かなとも思えますけれど、そういった部分をストレートに 前面に出してこそのヤマトではないか、ともまた思うところでは ありますね。そういった時代による雰囲気・空気感の違いを どう処理するのか、は過去作を現代で扱う際に必ず伴う、困難で 微妙な部分ではあるのでしょうが。 では、半年の間お付き合いありがとうございました。 もしよろしければ他の話題でもお会いできればと思います。 [No.2581] 2013/09/29(Sun) 18:28:39 |