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中山雅史氏をゲストに迎えてのプリキュア恒例芸人(?)回。 はし休め的なエピソードになるかと思ったら、意外に重要な、 ストーリー上の転機になるお話でしたね。中山さんの演技が なかなかお上手だったのも意外でしたが(笑)。少なくとも 聞いていて違和感を覚えない程度には馴染んでいましたね、 中山さん。元々喋りが上手な方ということもあるのでしょう。 サッカーをテーマにしたお話でチームワークの重要さを学ぶ、と いう展開は理解できますが、商店街のサッカーチームで、何故か 誠司がめぐみたち女の子ばかりを助っ人に呼んだ、という点は ちょっと強引だったような(笑)。誠司には男友達がいないの だろうかとか思ってしまいますが(笑)。まあ、相手チームにも 女性選手がいましたので、それと釣り合いを取るために、という ことでしょうかね。しかしそれにしても、運動神経の良いであろう いおなと足の速いひめは分かりますが、めぐみはあまり運動が 得意ではないような(笑)。 さて、そんなゲスト回にも関わらず、ひめの隠し続ける秘事に ついて示唆され、そしてフォーチュンの正体がついに明かされると いう劇的なエピソードとなった今回。 フォーチュンの正体暴露はいったん変身を解いて退場し、後から 生身で再登場しておもむろに明かす、というまわりくどい パターンで、これはハニー・ゆうこの時と同じですね(笑)。 もっとも今回は、サッカーの試合の途中でバトルに入ってしまった ので、いったん変身解除して生身に戻るのも展開上仕方がないの ですが。 フォーチュン・いおなはめぐみやゆうこたちの正体を知っていた のに対し、めぐみたちは一切気づいていなかった様子ですが これはいおなが普段からハピネス組の様子を注意深く観察して いたということなのでしょうね。正体を明かしたその場に誠司も いたのにも関わらず平気で素姓を打ち明けましたが、これも やはり、普段からめぐみたちを見ていたから、誠司が既に協力者で あることも分かっていた、ということなのでしょうか。 前回までひめの成長を丁寧に描いた上で、今回、そして次回と 落としに来る、というのは構成上の起伏として妥当なところ でしょうね。開始当初から比べて随分とコミュ障が治ってきた感の あったひめでしたが、その彼女であっても、自分の抱える秘密を なお友だちに打ち明けきれない、というためらいは痛々しいものが ありました。おそらく大丈夫だろうと分かっていても、ほんの 少しでも嫌われる可能性があれば踏み出せない、というひめの 逡巡は、初めて得た友達に対するものであるだけによく伝わり ます。リボンやブルーはその秘密を知った上でもちゃんと 接してくれているのに、というのは単なる理屈であって、感情と してはなかなかそう上手く割り切れるものではないでしょうしね。 そのひめを徹底的にハブる方向で今回活躍していたのが いおなでした(笑)。ひめに対してだけは尖った態度を取り続け ますが、誠司に対して、まためぐみたちに対しては自然な柔らかい 態度で接していたというのが非常にきついところですね(笑)。 サッカー時の、パスを回さず、またそれについて言い争いを している、という程度の衝突ならまだしも陽性ですが、 ナチュラルにひめの名を呼ばず、仲間入りを提案した時も プリンセスをスルーする、といういわば陰に籠った否定感情は 見ていてもなかなか辛いものがあります。ただ、ひめ自身が それについて思いあたる節がある、ということが幾度も描写されて いるため、一方的にいおな・フォーチュンが意地悪だという感想に ならないようにも配慮されているのでしょうね。 ひめに対して、さんざん連携が取れていない、チームプレイが 出来ていない、といっていたいおな自身が連携できていなかった わけですが(笑)、そのいおなが「背後を守ってくれる」存在の 重要性に気付き、彼女の方からめぐみたちに共に戦おうと申し出る 流れはいおなの成長物語でもありました。 しかしその気付きや成長は、あくまでめぐみたちに対してのもので しかなく、ひめは認めたわけではない、という、いわば段階を 踏んだ成長を描いていくというのも丁寧な描写といえるの でしょうね。 ただ、せっかく中山さんをゲストに呼んだ以上は、チームプレイの 重要性に対してプリキュアたちを諭す役割を果たさせるくらいの 活躍はさせてあげても良かったかも(笑)。 もうひとつの重要情報は、「カードを集めてもかなえられる願いは 一つだけ」という部分。おそらくそうであろうという予測は されていましたが、やはりでしたね。まあゆうこの願いはどうでも いいのでほっといて(笑)、ひめとめぐみの願いはどちらも シリアスなものですので択一が厳しいところです。ラストへ向けて この二つの願いのどちらを取るか、という部分に焦点が当たって 来そうですね。 一方、いおなの願いは、姉を復活させることではなく、もっと 強くなること、というのがちょっと意外。サイアークを倒せば その素材になった人は解放されますから、そこから類推して ファントムを倒せば同様に封印されたプリキュアたちも解放 されるであろう、という予測は成り立ちますけどね。お手軽な 即解放という願いではなく、その根本原因であるファントムを 倒す、という方向に思考が向いているのが、いおなの性格の一端を よく表していると言えるのかもしれません。「国を救う」という ひめの対処療法的な願いの性質とも、それは対比されるものである かもしれませんね。 [No.2730] 2014/06/08(Sun) 10:17:28 |