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前回のストーリーをそのまま受けて、ひめの隠しごとが露呈される お話でした。 ひめがアクシアの箱を開けてしまったという事実は大方の予想通り でしたが、その理由についてはまだ説明されていませんね。 まあ理由があればいいというものではないのですが(笑)。 プリキュア5のナッツやドキドキのトランプ国王など、 プリキュアの関係者が事態発生の根本原因だったケースは これまでにも何度かあり、それぞれその理由について一定の 情状酌量の余地が残されていましたけれど、ひめの場合は どうなのか、というのは気になるところです。もし単なる 好奇心だけで開けてしまったとしたら……どうしましょう(笑)。 フォーチュン・いおなもそのひめの行動の「理由」を聞くことなく 完全に壁を作ってしまっており、もどかしさが残ります。もちろん いおなは大事な姉を失っているのですから、その彼女に理性的な 判断を求める方が酷ではあるでしょうけどね。また、例えどんな 理由があろうとも、最悪の結果を導いてしまった以上、それは いおなにとっての許しの要因にはなりえないというのも 正しいのかもしれません。 一方そのいおなとは正反対に、まったく否定感情を持つことなく ひめを受け入れようとするめぐみとゆうこも、少しずれているの かもしれませんね。 特に、「姉を失ったいおなはどう思うか」という重要な部分を 感じる事が出来ていないのは、めぐみが有する大きな欠陥ですね。 これは以前にも何度か誠司が諭してきた「押しつける」部分と 共通するところがあるかもしれません。 前作ドキドキでマナが初めてレジーナの素姓を知り、真琴が彼女に 反発した時に、「真琴の考えは正しいけどそれでもレジーナと 仲良くしたい」という立場を取ったのも、それはそれでエゴでは ありますが(笑)、しかし自分とは異なる立場の心情を一応は 考慮できているあたりは、今回のめぐみとは異なる部分ですかね。 今回リボンがめぐみを評していったように、どんな物事も ポジティヴに捉えるのはめぐみの長所であると同時に、一種の 思考停止でもあります。ちょっと意地悪にいえば、めぐみは 深く物事を把握し考慮した上での前向きというのではなく、 表面的に事態をなぞったのみでとりあえずいい方に考えて しまおう、という、ある意味深みのないポジティヴさにも見え、 それはめぐみが本質的に有する危うさを示しているものかも しれません。 そして、いおなの言葉を妨げようとする、自分の耳をふさぐ、 そして逃げる、という、完全に内向きの行動で、以前のコミュ障 状態に戻ってしまったひめ。彼女がなすべきはまず謝ることで あり、それに続いて事情を説明することであったのでしょうね。 しかしそのどちらも為し得ず保身と逃避しか選択できなかったのは 少しずつ成長しているように見えたひめの、現段階での限界でも あったのでしょう。これも今回のリボンの言ですが、周囲がひめを 高評価しすぎ、というのは確かに当たっているのかも しれませんね。ちょっと笑いましたが(笑)。 それでもひめはゆうこの励ましにより向き合う勇気を振り絞り、 まためぐみは最初から重大な問題とは捉えておらず(笑)、 上手くいきそう……という流れの中で、偶然と僻みから また溝が深くなってしまうというのはなかなか意地悪な ストーリーですね(笑)。 もっとも、そういったドロドロした展開であり、また今回の内容 自体も相当シビアな話であったにも関わらず、コミカルな表現が 多く、雰囲気的には少し明るかったのはやはり意図して中和した ような演出なのでしょうね。きついイメージのフォーチュンも ラストでラブリーと一緒にこちょこちょする場面は可愛らしかった ですし(笑)。もっとも、その可愛らしい共同作業の場面が さらにひめの疑心暗鬼を誘う、という、いい意味で計算された 酷い展開にもなっていたのは上手かったところですね(笑)。 [No.2733] 2014/06/15(Sun) 10:00:07 |