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精神的成熟がないとそもそも罪悪を感じることさえできない、と いうのは、当たり前のようでいてうっかり忘れがちなことかも しれませんね。ひめの成長は結局まだそのレベルにとどまって いるのであって、より大きな観点で自らの行動を顧みるところ までは届いていない、ということでもあるのでしょう。それでも 一応自分の行動が、めぐみたちに知られたら嫌われる可能性のある 問題を有しているという部分の把握はあるわけですが、それは (おそらく)単に禁じられていることをしたことに対する処罰を 恐れる幼い子供の反応に近いものではないかという気もします。 彼女が自らの行動の真の意味を知るのは多分これからで、 そういった部分からも、やはり本作はひめの成長物語でも あるのだろうと言う感を強くしますね。 そのひめに勝るとも劣らない危険な未熟ぶりを抱えているのが めぐみなのでしょうが。隠し事や逃避といったひめのネガティヴな 表現の幼児性と、物事を真剣に考えず全部肯定的に捉えれば いいやというめぐみのポジティブな表現の幼児性は、対になって 演出されているのでしょうけれど、めぐみの方は一見それが 危ういものとは見えないだけに、より深刻であるのかも しれませんね。 [No.2736] 2014/06/21(Sat) 17:22:26 |