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前々回からすべて繋がった三話連続エピソードで、さすがに中盤の 盛り上げどころらしい力の入れ方を感じますね。 ただ内容はタイトル詐欺というか、「ひめの過去の過ち」 それ自体は今回もあまり詳細には語られませんでしたね。 こじれた……というか、ひめが勝手にこじらせていた(笑) めぐみたちとの仲を修繕するのが今回のメインでした。 このあたりの構成は難しいところなのかも知れません。 ストーリー的に、フォーチュンが完全に仲間に入る時点で ひめの過去の行動の真実が明かされる、という流れにしたいなら、今それを語ることはできないのも確かなんですよね。しかし めぐみたちが十分な事情も知らないままに「ドンマイ!」 「悪いのは幻影帝国だよ」で結構適当に(笑)済ませてしまう のも、やはり不自然なものが残りますし、視聴者感覚として それはどうなんだろう、と思ってはしまいますね。一つの手法と して、「ひめが過去をめぐみたちには語ったけれどその場面は 飛ばして具体的に視聴者には見せない」というパターンも あり得たかもしれませんが。 そのあたりがなんとなくすっきりしないままで進むので、後半の ドラマチックな展開もすんなり受け入れにくなった、ということは ありそうな気がします。 というか、「ドンマイ」のシーン自体、めぐみの感覚の不条理さを 伝える見せ方ではあるのかもしれません。もちろんめぐみの側から すれば、前回言ったように、臆病なひめが自ら戦い続けている、 それ自体が立派な贖罪行動だと判断し、そこで完結していること ではあるのかもしれませんが。 この「ひめが自分から戦っているから」理論は今回誠司も口にして おり、作品それ自体の用意した答えがそれなのだろうなとは 感じられます。ただ一応めぐみとは異なり(笑)、常識人枠の 誠司もそれで済ませてしまうんだなあ、というのは多少違和感が なくもないかもですね(笑)。 ひめの戦いが贖罪であると言う理屈が確かに一定の説得力を 有するのは事実でしょう。ただ言葉でも直接的に謝罪できるか どうか、というのも、今後への重要なポイントではある気も しますね。スイートのエレンのように、海に向かって ごめんなさーいと叫べばそれでいいのか、というのもまた別の 問題ではありますけれど(笑)。 今回ひめは他人を、それもフォーチュンの孤独な身を思いやると いう、かなり劇的な気づきにたどり着きました。それに対して ひめに追いつけずに泣き出し、またひめにいつも助けられていると 漏らすめぐみの弱い部分が強調されてきた気もしますね。そろそろ ひめとめぐみの成長度合いが逆転し始めて来ているのかも しれません。 さて、力を合わせ互いに思いやる愛の価値を認めるブルーですが、 しかしそれでもやはり恋愛は禁止なんでしょうかね(笑)。 彼が恋愛を禁止した理由は、関係が上手くいかなくなったときに プリキュアの力自体も発揮できなくなってしまうから、という ものでしたが、それは恋愛でも友情でも変わらないんですよね。 それこそまさに今回のひめが部屋にひきこもって出てこなかった ように(笑)。利点も欠点も同じとするなら、一般的な愛を認めて 恋愛は禁止というブルーの価値基準がよく分からないことに なりますが、その辺はやはり理屈ではなくブルーの個人的経験が 入っているということになるのでしょうかね(笑)。 [No.2738] 2014/06/22(Sun) 10:01:03 |