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基本的にはクリム・ニックの紹介エピソード。一話の中で 天才であり調子コキでありドジっ子であり、そして「ジャベリン ありがとうね」などの、育ちの良さからくるものであろう 人の良さもある憎めない子(笑)という多面性を分かりやすく 見せてキャラを立たせたのはさすがの手腕といえるでしょう。 実際、既存キャラクターの中で最も分かりやすい輪郭を有して いるのがクリムであるといえそうでもあります。 逆にいえば、それはやや手癖で描いたような類型的負けライバル 造形にとどまっているのでは、という意地悪な見方もできるのかも しれませんけどね。 分かりやすい見せ方、という意味ではアイーダもそうで、 捕縛されていながらうたたねする様や、ベルリとの会見前に 何故か踊っていたりする様子、またそのベルリとの会話の中で 問い詰められ涙ぐむ様子など、ポンコツと表裏一体の器の大きい、 現実を直視しきれていない理想家、といったところが垣間見え ます。挙動や仕草でキャラを見せるという当然と言えば当然の 演出をきっちりやりきっているといえるのでしょうね。会話自体は エキセントリックで、あまりキャッチボールが出来てはいないの ですが(笑)。 なんにせよ現状で物語を牽引しているのはアイーダのバイタリティ であって、ベルリはそのおまけ的な感があります。もちろん ベルリはベルリで動いてはいるのですけどね。 ベルリにちょっかい掛けまくるノレドの様子とも合わせて、今の ところはヒロイン勢がとても元気な作品という印象がありますね。 そういったキャラの動き、勢いといったものが生き生きとして 描かれている中で、物語自体の展開はやはり強引というか 結構無理やりではありますが(笑)。その場の空気に流されて きちんとした論理整合性を有さない言動を取るという方が、 むしろ生身の人間としては当たり前ではあるのですけどね。 そういった「生身の人間のあり方」を象徴しているのが 例の排泄シーンであったりはするのかもしれません(笑)。 理屈でいえばわざわざ便器をセッティングしたり、ましてや 音楽を流したりする必要は全くないのですが、そういった部分に 人間の生きている生々しさのようなものを見せたいという意図が あるのかもしれませんね。ある意味ではとても人間の生活と 一体感のあるメカであるともいえ、単なるガジェット・機械や 道具としてのメカとはまた異なる意味合いのメカを本作では 見せようとしているのかもしれません。ファーストガンダムで ロボットを単なる工業製品として見せたこととの、それは 大いなる逆行であるのではないかと考えるのは面白いことかも しれませんね。 [No.2808] 2014/10/12(Sun) 21:09:13 |