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最終決戦を前にしての日常回。こうした平凡な日々を丁寧に描写 してくれる構成は好ましいですね。 もっとも、その「平凡な一日」に、これまででも最大級のハイパー バトルが組み込まれてしまうのが面白いミスマッチですが(笑)。 戦いが終わったあとに土手に寝転んでにこやかに過ごしている めぐみたちの姿には、あの凄まじい戦いぶりでさえも既に 「日常」の中に取り込まれている様が伺えます。つまり実は 日常回でありながらも、本当は「日常」からあまりにも遠く外れた ところに彼女たちは行ってしまっており、しかもそれを自覚して いないのではないか、というちょっと怖い気持ちが湧いて きたり(笑)。 まあその辺はうがった見方ですからどうでもいいのですが(笑)、 前半のほのぼのぶりと後半のバトルのハイテンションぶりの ギャップが面白かった、とは実際言えるでしょうね。 今回は日常回ということでストーリー的にはあまり内容はなく、 それゆえに思いきってバトルパートにリソースを注入できたという 感じかもしれません。 迷いなき正義マシーンと化して無慈悲にサイアークたちを殲滅 していくラブリーたち(笑)と、追い詰められた三幹部の悲壮感が これもまた面白い落差を生み出していました。特にナマケルダの 一種の諦観とも言うような態度は印象に残り、改めて彼の造形の 積み重ねは、シリーズを通じて成功したなと思わせてくれますね。 そしてバトルパートにおいては本当にラブリーは輝きます(笑)。 他の三人もそれぞれ活躍してはいたのですけど、ラブリーは ちょっと作り手側も思考がひとつ飛んでいるというか(笑)。 何やらせても「まあラブリーだから」で済ませられてしまうような 子になってしまっていますが、これもまた、シリーズを通じての 描写の積み重ねですね(笑)。 一方前半の日常パートは基本的にひめ主体で進行し、ハピネスの 特徴でもありまた一つの問題でもある、主役と視点の乖離が 見られたようにも思います。ひめは序盤のコミュ障だった頃の ことを思うと、今回のように友達に恵まれ、休日はつまらないと 考えるようになった現状に感慨深いものがあるのは確かであり、 それゆえに今回のような日常回の主体として描かれることに納得は できるのですけれど、その一方でやはりめぐみの求心力の低さは 解消されなかったかな、という思いも。 まあそれでも、めぐみもちゃんと自主的に勉強を頑張っている、と いう成長の後が見られましたね。それもブルーに言われてという あたりにちょっと不穏なものを感じますが(笑)。 いおなもすっかり柔らかくなり、裕哉との仲も順調なようで なかなか甘酸っぱい、いい関係を築いているようです。 こうしてひめ、めぐみ、いおなのそれぞれの変容が描かれた一方、 ゆうこは結局最後まで食べもの押ししかなかったのかな、という 感もあります(笑)。ゆうこは最初から完成されたキャラとして 作られていましたから変化のしようがなかった、という部分も あるのでしょうけれどね。もっとも、次回ではそのゆうこと ファントムとの関係が描かれるようですが、この二人の描写も 全体を通じてもう少し欲しかったかな、とも思うところでも ありますね。 [No.2842] 2014/11/16(Sun) 09:59:09 |