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じゃじゃ馬娘とはもちろんアイーダですが、今回のメインメカ・ 高トルクパックもある意味、ベルリが手を焼くじゃじゃ馬で あったかもしれません。今回はそのじゃじゃ馬高トルクを使って じゃじゃ馬アイーダを救出に行くベルリ、という符号で成立して いたエピソードであったと言えるかもしれませんね(笑)。 アイーダのみならず、ウーシァを駆使するベッカーや、教官から 戦友となったケルベスなど、今回は(今回も)キャラが突っ走り まくった怒涛の勢いの一本になっていました。今回はいつもの アッパー担当のマスクがいなかったのに、このテンションの 高さはどうよとも思います(笑)。基本的に見終わると疲れ ますよねGレコ(笑)。 そんな暴走する周囲の中で、一人その立ち位置に戸惑っている感の あるのがベルリ。存在意義がなくて泣いている、というのは もちろんGセルフの整備が終わっていなくて、というのが劇中の 文脈に沿った文字通りの意味でしょうが、メタ的に俯瞰してみれば 他の人物たちがそれぞれ「自分の行動」を始めている中、自分は 何を為すべきなのか、為せばいいのか、がまだ見えていないこと への自虐的・自嘲的セリフにも聞こえるかもしれません。 そんな中で「恋を知ったから死なない」というのは、ベルリが より自覚的にアイーダの存在そのものをモチベートとして 能動的な行動に出るという宣言の言葉でもあるのかもしれません。 意地悪な言い方をすれば、順番を逆にして、行動するための 何らかの動機付けが欲しいからこそ恋を無意識の言い訳に利用して 自分自身を動かした、とも見えなくもないですが(笑)。 ドラマパート以外に目を移すと、今回はもちろん進撃の巨人の 荒木監督が演出に入り、圧倒的な迫力のある魅力的な戦闘が 展開されました。やっていることは基本的に東映アニメパターンの ハイパーバトルなのですが、これをメカで行うとまた違った魅力が 感じられます。 Gセルフ自体の特殊能力であるように見える何らかのパワーが 発動されたのは今回が二回目でしょうか。一回目は自分自身の 危機を、二回目はアイーダの危機を救うため、というなかなか ヒロイックな発動要因で、その謎めいた力が、パイロットの 精神状態・心理状態に左右されているのでは、という観測も できるかもですね。 戦闘場面以外にも、諸所に細やかな芝居が付けられており、 目を楽しませてくれたエピソードでした。むしろ小さなお芝居を 付け過ぎてやや情報過多でさえあり、もう少し情報を絞った方が いいのではないかとも思えなくもないかも(笑)。しかし そういった小芝居の中にも各人物の表に出てこない内面の動きや 今後の展開の布石となるべき要素が含まれているかもしれず、 見逃せないのですけどね。 ……そういえばベルリのヘルメットがノレドの頭にぶつかった 場面、どうもイデオン発動篇のコスモとカーシャのキス未遂を 思い出してしまって、なんとなく不吉なのですが(笑)。 [No.2867] 2014/11/30(Sun) 22:32:29 |