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そこらの男児向けバトルアニメやロボアニメも裸足で逃げ出す ような怒涛の戦いが展開された回でした。迫力ある作画と 工夫された演出、こういった濃密で見応えのある戦闘をしっかり 見せてくれるのもやはりプリキュアの魅力のひとつなのだなと 改めて感じるところです。前回のようなちょっと残念な回も ありますが(笑)。 ただ今回はいわば第一部完。次回からディープミラーを敵とした いわば第二部が始まるわけですが、本当のラストバトルでは今回を 越えられるのか、などと余計な心配をしてしまいそうにも なりますね(笑)。 シリアス展開だけに今回ラブリーが使ったのはライジングソード。 真面目な会話をしている中でパンチングパンチとか目からビームを 使ったらさすがに浮きますからね(笑)。そのあたりはきちんと 空気を読んでいるラブリーという感じでした(笑)。まあシリアス 場面でいきなり目からビームというミスマッチをしても、ある意味 楽しかったかもしれませんが(笑)。 ミラージュの戦闘も癖があって面白いものでした。鏡を使った リフレクターショットや分身など、鏡をモチーフにした作品 らしい工夫が見られましたね。一方のラブリーはあまり技に頼らず 真正面からの肉体言語、というバトルスタイルだったのも対照的 でした。ミラージュを説き伏せ、彼女を救うためには、小細工を 弄せず真っ直ぐにぶつかるのみ、というラブリーの信念が見えた 戦いだったとも言えるかもしれません。額をゴツンとぶつけあう ラブリーとミラージュの姿などは、まさにそういった真正面からの 触れ合いを象徴化したものであったかも。 戦闘面だけではなく、ミラージュの涙が満ちて水面となり、そこに 船を浮かべてたゆたう、といった抒情的な一場面も印象的でした。 激しい戦闘の合間合間にこうした一瞬の静けさを用意する緩急の 付け方も見事でしたね。また、ミラージュが所持していた傘も 涙の雨に差すための彼女の悲しい心の表象と解していいの でしょう。 ストーリー面に関してはまあ予定調和といったところでしょうか。 まあ色々と問題のある展開な気はしますが(笑)。 過去の時代のブルーのミラージュに対する感情というものが、 これまでは今一つ具体的に分かりづらかったのですが、 回想の中で恋人繋ぎをしていましたし、内心に秘めていたという わけではなく具体的表現としても普通に愛情を表していたの ですね。単にミラージュから一方的に思いを寄せられていたという だけではなく、また使命を考えてあえてお互いに感情を抑えて 距離を置こうとしていたわけでもなく、ある時点までは明確に カップルとしてイチャイチャしていたということで……つまり、 だったらなおさら彼女を捨てたらダメじゃんということにもなって しまうのですが(笑)。 もうひとつの注目点は、めぐみがはっきりとブルーはミラージュを 愛していると認識しており、それでも自分はブルーが好きだと 言えたことでした。愛する男をかつての女性と復縁させるために 自らは傷つきながら戦ってきたというわけで、ミラージュの主張 する愛ゆえの痛み、苦しみをめぐみは最初からしっかり受け止めて いたということになりますね。ミラージュを救うということは めぐみ自身は傷つくということでもあり、それを踏まえた上で みんなを幸せにしたいと訴えることのできるめぐみの姿は これまで主人公性が薄いといわれては来ましたが(笑)、やはり 主人公に相応しいものであったと言えるかも。 そういっためぐみの主人公性を訴えるために必要だったとはいえ、 やはりミラージュへの説得はブルーも行うべきであったろうという 感は免れません。最後にキスすればそれでいいとか言う話ではない 気がしますね(笑)。まあそれでミラージュも許してしまうの ですからいいといえばいいのでしょうかね(笑)。 もうひとつ、展開的に仕方がないのですが、めぐみは分かるとして ひめたちもミラージュを救う方向でイノセントしたのはなんとなく 不思議に思うかも。特にハニーのキスとか(笑)。ひめたちは めぐみとは異なり、ミラージュへの強い感情の流れなどは特に ありませんでしたからね。まあこれは三幹部との戦いで、相手を 救い分かりあうことの大切さを学んだから、ということで 納得はできるでしょうか。 次回からは新たな戦いに。ディープミラーの中にいたブルーに似る 赤い男の正体に付いても気になりますね。そしてそれ以上に めぐみと誠司の行く末はどうなるのでしょうか。 [No.2872] 2014/12/07(Sun) 10:28:31 |