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マスクとクリムとアイーダがいればそれだけでどんどん話が進んで いくこの感覚がなんとも素敵です(笑)。もっとも、その進行は 一種の暴走に近いものであるかもしれませんが(笑)。 全陣営の若者たちが一つのエレベーターにぎゅうぎゅう詰めに なって上へ昇って行く場面は、笑いを誘う楽しいものであったと 同時に、作品自体が導こうとするものを強く象徴するものでも あったと言えそうです。 若いが故に基本的に彼らの行動はおバカさんと紙一重なの ですが(笑)、それゆえにこそ動脈硬化を起こしたした古い時代を 切り開いていくしたたかな強さがある、というテーマはとても わかりやすく伝わってきていますね。テーマ的にいえば、 ザブングルやキングゲイナーに共通するものがあるというところ でしょうか。 実際今回も、共闘自体は(マスクの、敵同士をぶつけあうという 思惑はあったとしても)驚くほどあっさり決まってしまって います。それはまあ尺の都合とか言うこともあるのでしょう けれど(笑)、一方では大人たちのようにしがらみに捕らわれず 目の前に現実に素直に対応していく若者たちの姿を見て取ることも できるのかもしれません。 一歩間違えるとそういった若者の描写は、無軌道で思慮に欠けた、 腹立たしいものになりかねませんが、全体を包み込むコミカルで 躍動的な雰囲気がこれを上手く楽しいものに見せていると言えるの でしょう。そう言った部分が富野さんのまさに手腕とも言えるの でしょうね。 いやまあ実際、今回もクリムが勝手に月の艦隊に仕掛けたことで とんでもない事態になりかねないところでもあった気がするの ですが(笑)、それをクリムの美味しいキャラで誤魔化されて しまうのは、ずるいといえばずるいのかもしれません(笑)。 そのように、クリムやマスクたちのようなサブキャラクターに 強いバイタリティと魅力を感じる一方、主人公であるベルリが 基本的に驚き役であってストーリーを回していない、というのは 少し気になるところではあるかもしれませんね。 しかしその主人公性に関しては、今回「レイハントン家」と いうキーワードが語られました。月から脱出した民、という ことのようですが、アイーダたちの有するGセルフへの適合性が ここに結びついてくるのでしょうね。ラライヤの素姓については まだ良く見えて来ませんが、後半戦へ向けてのそれが一つの縦軸に なって行きそうですね。 [No.2892] 2014/12/21(Sun) 20:05:55 |