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このセリフを「アイーダがベルリに対して」言う、という逆転の 構図が実に気持ちよく決まっていました(笑)。普通なら立場 逆ですからね(笑)。今まで長く積み重ねてきたキャラ描写を 綺麗にひっくり返す場面で面白いところでした。いやベルリの 心情的には面白くもなんともないのですが(笑)。このように ベルリにも暴走してしまう部分があり、またアイーダにもそれを いさめる視野がある、というのは、まさに二人の血の繋がりを 思わせる描写であるとも言えるでしょう。 ということでベルリとアイーダの姉弟という関係が明らかになった エピソード。そしてベルリが今までになく荒れた一面を見せた お話でもありました。基本的にはベルリの行動要因はまず第一に アイーダでしたし、その衝撃は察するに余りあります。さらに それだけではなく、コロニーの不自然な環境をじっくり見せた上で ここが故郷だと示す意地の悪さ(笑)、また人殺しとアイーダに はっきり言わせたりなど(しかも悪意ではなく)、さすがに ここまでやればベルリも壊れるだろう的な要素を惜しみなく つぎ込んで見せてくれた、何もそこまでという感じの回 でしたね(笑)。 アイーダと最後に合流した時の、殺さないように戦ったんだという 訴えかけは痛々しくさえありました。しかし、アイーダに そういったベルリの追い詰められた状況がどこまで通じて いるのだろうか、というのはちょっと疑問かも(笑)。アイーダに とってはトワサンガの内紛に巻き込まれて運命を狂わされたと いう憤りが自らの中で大きく、他者の心中まで推し測る余裕は ないかもしれませんしね。 と同時に、アイーダもベルリとは異なった意味でまた非常に大きな 衝撃を受けているであろうにも関わらず、「今はうかつに動いては ダメ」と言えるだけの思慮を有しているのは彼女の成長の跡と いえるのでしょう。そしてそれは今回やけになってしまった ベルリとの対比でもありますね。 ベルリは飛び級なので、周囲に比べ、頭は良くてもまだ幼い少年 でもあります。それにしてはこれまでずいぶんと賢しげに ふるまってきた子ではありますが、ここに至ってその年齢相応の 無理が来てしまった、というところでもあるのでしょうか。 Aパートではアイーダのことを姉と呼び、特に問題とは感じて いないのだろうかと思わせてからの、時間差で衝撃を受けていた 心中を明かす演出、というのも印象的でした。 カーヒルを手に掛けてしまいアイーダにそれをなじられ、また デレンセンの命を奪ってしまうなど、ベルリは割とコンスタントに 曇るイベント(笑)が用意されていますが、今回のイベントは 彼にとって最大の壁であるかもしれませんね。これをどのように 自己の内で昇華していくのか、というところも注目点になる でしょうか。 [No.2938] 2015/01/18(Sun) 17:25:29 |