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というほとんどギャグの定番になっているような素敵なフラグを この時代でほんとにまた見るとは思いませんでした(笑)。 もっとも、そのセリフを「言った方」ではなく、「聞いた方」が フラグの対象であった、というのは比較的珍しいのかも しれませんが。ラスト、戦闘が事実上終了したと見せてからの 急転直下の轟沈劇は、太陽にほえろ!のマカロニ刑事やジーパン 刑事、あるいはジェットマンの凱の最期のような、乾いた無常観と 何よりもインパクトを狙ったものでしょうね。 ということで、初めての犠牲者が出てしまったエピソード。 ほのぼのムードであった前回からは急展開で、序盤の山場を 持ってきたというところでしょうか。3話で犠牲者、というのは どことなくまどかを思い出したりもしますが(笑)。 今回の展開は1月22日分のNHKのビッグデータのまとめにも 登場してしまうほどの話題で(艦これの話題は結構登場しているの ですが)、それほどに視聴者の受けた衝撃が大きかったことが 分かります。そういう意味ではアピールにはなったのでしょう。 ただ、艦これはやはりキャラクター重視のコンテンツであり そのメイン資産であるキャラクターを死亡という形で消費させて いく展開は、ユーザーの感情面に対して果たして良い効果を産むの だろうか、というのは難しいところでしょうね。正直自分もあまり いい感情は持てませんでした。うちの如月はレベル60を越えて、 それなりに大事にしている子だったりもするので。 開始からもうすぐ3年目に入る作品であって、それだけに愛着を 長く抱いているユーザーも多いわけですから、オリジナル作品で あったまどかのマミさんがああなったこととは、ちょっと問題が 異なりもするように思います。 逆に、ゲームから入ったわけではない、アニメからの新規の 視聴者にとってはさほど愛着がないでしょうから、いわば「衝撃を 与えるための素材」として使っても問題はないのかもしれません。 ただ新規視聴者にとっては、キャラクターが多数登場した1・2話の 中ではおいてそもそも如月の存在を覚えていなかったかもしれず その場合はやっぱりあまり有用な効果を生み得ていないのでは ないかという懸念もありますね。 まあ、今回の話の中だけでもある程度如月のキャラは描写され ましたので、一定の存在感は与えられているでしょうから、 いわばレギュラーキャラではなくゲストキャラが死亡したと 言う認識になっているでしょうか。 つまりゲームプレイヤーにとっては如月はレギュラーキャラで ある一方、アニメ新規視聴者にとってはゲストキャラに過ぎない のであって、そこには死亡イベントに対する意識の格差が生まれて いるのかもしれない、とは思えます。 とまあキャラクターコンテンツにおけるキャラの死亡の扱い方は 実際めんどくさいですよね(笑)。端的にいえば、だから やんなきゃいいのにとは思うのですが(笑)、戦争もので ある以上は犠牲者を出すことも必然である、という意識は スタッフにはあったのでしょう。もっとも、たとえば ストライクウィッチーズなどはやはりキャラコンテンツでありつつ 戦争ものでもある作品ですが、メインキャラに犠牲者を一人も 出さないまま、故郷や友人を失っているなどのキャラの周辺事情を 描くことで戦火のシビアさを見せており、それはそれなりに成功 しているように思えます。したがって、戦争ものであるから必ず 犠牲者を出さなければならない、と言う論理必然性はなく、 あくまで見せ方次第でどうにでもなる話ではあるのですよね。 もちろん、こういった疑問や疑念、問題が起きることは スタッフ側も承知の上であえてこの展開をブッ込んできたので あろうとは想像できます。考えられるその一つの必要性としては、 艦娘と深海棲艦との関係性について、如月を契機に語ろうと しているのではないか、というところですよね。如月の轟沈は 状況からのMIA(戦闘中行方不明)であってその遺体は発見されて いない、と言う言及が色々と想像力をかきたてます。つまり、 沈んだ艦娘が深海棲艦として蘇り今度は敵に回る、というような 設定を、もしかしたらこのアニメ版では用意しているのかも しれません。その場合は確かに誰かが沈まなければいけない わけではありますね。 もちろん、友の死をきっかけに人間的に成長してやる!と いうだけのエピソードであるかもしれず、その場合はまあ…… あんちょ……分かりやすいイベントだよね、ということに なりますか(笑)。 まあ今回の序盤の流れは、如月によって励まされた睦月が 今度は吹雪を励ましていく、という、受け継がれる絆の繋がりの ようなものをコンパクトにまとめて描けています(ほとんど 台詞頼みのあまり芸のないまとめ方ではありますが)。なので、 次回さらに吹雪がこの絆を睦月に返していく、という展開に なれば、それはそれできちんと対応した構成にはなるの でしょうかね。 というか、遺体が見つかっていないということは、そもそも 次回になったらまだ普通に生きてるのかも、という可能性だって ありうるわけですけどね(笑)。 [No.2944] 2015/01/23(Fri) 04:30:36 |