![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
クレッセントシップに文字通り乗っかって金星への道行き。 クレッセントシップにベルリが入り込んだ場面は、これまでの ような猥雑な空気とは一変して神秘的・幻想的な雰囲気に 切り替わり、作品自体が重要な転換点に差し掛かったことを 伺わせました。 ……と思ったら次回でマラソンとかしてるし(笑)。基本的に 本作の、いい意味でおバカさんの集団の真面目におバカなことを している的なノリは終盤までも持って行きそうですね(笑)。 舞台がトワサンガからビーナスグロゥブへと移行していく エピソードで、それだけに各陣営が総出でしっちゃかめっちゃかな お話でもありました(笑)。陣営ごとの思惑だけではなく、さらに その中の個人の考えで適当に動いたりもするので全体の把握が 相変わらず困難、というよりはあえて把握させない方向で作っ ている感さえします(笑)。もっとも、そんな各陣営が今回は 「Gセルフよこせ!」の方向性としては一致していたのがさらに 面白いところでもありますが。前回もそうですが、政治的な描写を あれこれめんどくさく描いておきつつ、でもエピソードの焦点と しては毎回ちゃんと分かりやすいポイントを絞ってくれても いるのだな、と言う感じですね。 ……この上さらに金星勢力が出てくるわけですが(笑)。 まあミニマムな視点で見てみれば、「あたしの大尉」と言い切る ミックや、マスクに助けられて涙ぐむバララ、またロックパイの ために暴走してしまうマッシュナーなど、女性陣の感情が 溢れだしていたという部分で面白い回でもありました(笑)。 本作は妙にカップリングにこだわっているなという印象も受けるの ですが、男女の関係のありようも本作の意図して描きたい部分と 解することが出来るのでしょうかね。 そのように各カップルがデレついている(笑)中にあって、 ベルリだけが失恋している、という対比も面白いのかも。 いやマニィもどうなるのか気になるところですが。 クレッセントシップを盾にしようとするメガファウナは かつてサンクト・ボルトを盾にして攻撃を避けようとしていた 様子をも思い出すところ。それは結局権威にすり寄っているのかと いう話にもなりますが、たくましくしたたかに権威を利用して いるのだとも取れるでしょう。 今後の展開的には金星を舞台にしていくと思われますが、 物語的に見てみれば、トワサンガをいわば中継ポイントとして ワンクッション置いて展開する意味はあったのだろうか、とも 思えなくもありません。結局トワサンガ編(?)ではほぼ 軍事関係者の絡みしか前面に出てこず、トワサンガの一般的な 生活の匂い、風景、人の姿のようなものは希薄であった気が します。もちろんレイハントン家の支援者たち、あるいは ラライヤたちレジスタンスも存在は語られたのですが、記号的 役割存在以上ではなかったように思います。キャピタル テリトリィの人々の姿が生き生きと描かれていたのを 思い起こすと、ちょっと見せ方が不足していた感はあるかも。 そうであれば、むしろ地球と金星との関係に簡略化して (あるいは金星の役割をそのまま月に置き換えて)構成して しまっても特に問題はなかったのではないか、という気も しなくもありませんね。 [No.2963] 2015/02/01(Sun) 17:59:25 |