![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
夕立の主役回と思っていたら、基本はあくまで吹雪がメイン でしたね(笑)。夕立はこれまで物語上ではそれほど大きく 目立ってはいなかったので、一回くらい主役を務めさせて あげても、という気もしなくはないのですが。 まあそれでも、一応は夕立の改二が、物語の導入、そして吹雪の 傷心・挫折を描く契機としての機能を果たしていました。 改二改装はキャラクターとしても大きく変貌する重要な転機 ですし、もっと派手に盛り上げたドラマが用意されているのかとも 思ったのですが、気が付いたらなんか光ってた、という かなり予想外の見せ方になっていましたけれども(笑)。 いわば改二改装は、少年漫画風にいえば『真なる力の覚醒』的な 一種のクライマックスなのですから、激しい戦闘の中の劇的な 変身!のようなドラマティックな展開も似合っていただろうとは 思うのですけどね。 まあでも、普段はぽややんとして見える夕立が、陰では 地道でたゆまぬ努力をしており、その結果もたらされたものが 改二である、という話運びであったわけで、それならば あえて地味な展開で改二化すると言うのも分からなくは ありませんが。 日々の鍛錬を惜しまない事が大切なのだということを改めて 強調すると言う意味では妥当性はある展開であったのかも しれません。夕立の努力家としての意外な一面を見せて 掘り下げるという効果も果たしていたとは言えるでしょうね。 そしてその夕立の改二化を受けて、吹雪が初めての挫折を味わう 流れに。基本的に明るくいい子として描かれてきた吹雪の、羨望や 嫉妬という暗い面をここで見せてきたことになります。元々 吹雪は一話で提督に励まされるまで、自分の力に自信の持てない ネガティブな面を持ちあわせていた子でしたね。そういう脆い 部分を、赤城さんへの憧れや仲間たちとの関係、自らの努力で 少しずつ乗り越えてきたわけですが、かと言って何事にも動じない 大人になれたわけでもない、という危うい一面が描かれたと 言う感じでしょうか。 しかしそれでもそんな重い気持ちを引きずることなく、夕立の 努力を知ってこれを応援する姿は、やはり主人公らしい爽やかさが 強調されていたとも言えるでしょうね。 終盤は「鎮守府壊滅!深海棲艦は生物だった!」というような 展開に(笑)。襲撃してきたのはやはりあの片目のヲ級。彼女が ラスボスと見ていいのかな。 しかしまあ、本拠地を防衛するための戦力が過小だったのでは ないかとか、鎮守府を壊滅させたのは僅か艦載機三機なのかとか 泊地でも改二化できるならなぜ提督は吹雪をわざわざ呼び戻したの かとか、結構あれ?と思う部分が多くはありました(笑)。 特にあれ?と思うのは、提督が行方不明という重大な事態に陥って いながら艦娘たちみんな元気だな!ということで(笑)。 中でも金剛などは相当な衝撃を受けていないとおかしい気も しますが、まあ金剛はだいたい大人として描かれているので、 自分の気持ちを頑張って隠しているのかもしれませんけどね。 ただこうやって、一応提督行方不明という大きなポイントに なるイベントが発生したにもかかわらず、その提督自体がこれまで まったく描かれて来てないことから、視聴者にとってはその衝撃が ほとんど伝わらない、というのが一番大きな問題点かも しれません。元々存在しないかのように描かれてきたキャラが 実際にいなくなったからといって、別に喪失感を感じるわけは ないんですよね(笑)。このような展開にするならば、提督の キャラをきちんと描写することを恐れるべきではなかったように 思います。 次回は恐らく睦月回。 ラストへ向けての序章という位置付けにもなるのでしょうか。 [No.3018] 2015/03/06(Fri) 04:31:11 |