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「ニュータイプの修羅場」が始まりそうな雰囲気です。 ネタだったのに(笑)。 ネタといえば、クンタラとビーナスグロゥブの人々との共通性が 少し言及されましたが、やはりこの二つの「種類」の人間の配置は 意図したものであったのでしょうかね。 今回の最大のポイントであり衝撃は、ロックパイの戦死。 ……いやまあロックパイ自身はマッシュナーのキャラを描くための ガジェットのようなものであって、彼自身にそれほど強い個性が あったわけでもなく、視聴者的には特に感情移入も親近感もない 人だったのですが(笑)。衝撃なのは彼個人の問題ではなく、 「EDのラインダンス組の中からついに脱落者が出てしまった」と いうことですね。 つまり、「ああこの作品、人死ぬんだ」ということを宣告されたと 言う部分のショックがあります。である以上は、もう他の誰が 退場していってもおかしくなく、そうした意味での不穏な空気が 一気に張り詰めてきたと言えるでしょう。今回の富野さんは 白くなかったようです(笑)。一時期白かった作風をここでまた わざわざ黒く揺り戻すあたり、富野さんのドヤ顔が浮かんでくる 気もします(笑)。 見返してみると今回の冒頭がわざとらしいくらいにコミカル だったりするあたりもね(笑)。 テーマ的なものとしても、地球人地球人と蔑視するロックパイが そのまま消えた、という部分に暗いものを感じもしますね。結局 「別の人類」間での相互理解は、少なくともここでは生まれ なかったと言うことです。EDのラインダンスはまさにそうした、 複数の生活圏で生きる人類同士の連帯を思わせてもいたのですが、 それはただの夢想でしかないのでは、とも思わせます。 その一方で、ビーナスグロゥブの兵を救うために危地に飛び込み、 それ自体は叶わなかったけれど奮闘を認めてもらえたベルリの姿は 一つの希望ではあるのかもですが。ただそのベルリが結局 ロックパイを明確な殺意を持って殺してもいるわけで、シンプルに ベルリがすべてを救えるわけではないし救おうともしていない、と いう事実は重いものであるかもしれません。 その、ベルリが今回はっきりと殺意を持って敵を殺し、その結果 強いプレッシャーを受けてしまった、という点が、今後彼の行動に どう反映されてくるのかはまだわかりませんけれどね。 周辺的な部分に目を向けて見ると、アイーダとグシオンの決別が 注目点でしょうか。前回の、ベルリとウィルミットとの別れに 対応したものでもあるのでしょうね。ベルリ親子と同じに、 別に感情的な対立があるわけでもなく、お互いを思う気持ちは 変わらず、しかし生き方の点で既に同じ道ではなくなっている、 という子の巣立ちをさらりと描いていました。どちらが是という わけでもないでしょうが、相いれなくなってしまった親子の姿を しかし過剰に重くもウェットにもならずに見せており、ベルリと アイーダの物語の一つの部分での回答をここで見せているのかなと いう気もしますね。 [No.3021] 2015/03/08(Sun) 17:19:54 |