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満を持してトワイライトの出陣。 あわせてはるか自身のプリンセスへの憧れの由来と新たな決意を 描いたエピソードでした。作画も美麗でアクションシーンも 迫力があり、堪能できた回になっていたと思います。 でも、トワイライトの仮面は、今回の敗北で初めて破壊された方が 良かったかなと言う気もしますね(笑)。 望月ゆめ先生の、「あえて結末を描かないことで読者の想像力に 訴える」という作劇手法についてはいろいろ議論の余地はあるかも ですが(笑)、まあ高年齢層向けの作品ではなく絵本ですからね。 いやむしろ絵本だからこそきっちりとラストまで語りきるべき なのかな。うーん、難しいところかも(笑)。 実際、事実としてはるかはそれをきっかけにして新たな力に 目覚めているので、結果オーライと言えばオーライですが。 でもそれは直接ゆめ先生のお話を聞いたからだよ、と言う気も しますし、そうじゃない読者に対してはどうなんだろうとか 色々あると言えばあります(笑)。まあそんな深く考えることでも ないかな(笑)。 今回のメインはあくまで、みなみの気品ときららの才能、 そのどちらも持ちあわせていないはるかであってもプリンセスを 目指していいのか、目指し得るのか、という部分でした。 実は今回論争になったプリンセス論、トワイライトの言っている プリンセスとはるかの目指すプリンセスは、元々異なるレベルでの 想定なので、最初から話は噛みあっていないし、どちらも間違って いないのかもしれませんが。 (はるかの目指す)プリンセスは生き方の問題である、という解は 予想されていた部分ですが、比較的根本的な観念に近い要素で あろうにもかかわらず、結構早く打ち出してきたなと言う感は あります。まあ、あくまでその認識を得るのは出発点であって、 さらにグランプリンセスへの道筋が待っているわけですから、 早めに片付けてしまってもいいのかもしれませんが。 まあさらに言うと、はるかの目指すプリンセスは、あくまで絵本の 「花のプリンセス」に特化限定されたものであって、一般的な プリンセス概念ではないんですね。 だからその絵本が仮に「花の和菓子屋」(笑)とかであったと したら、はるかは和菓子屋を目指したのかもしれません(笑)。 「勇気と優しさと愛にあふれた絵本の主人公」にはるかは憧れたの であり、そこには「プリンセス」である必然性はあまりないわけ ですからね。 ただ、出発点はあくまで絵本上の「花のプリンセス」と言う 特定された憧れ対象であったかもしれませんが、今回のこと、 そしてトワイライトとの関係を通じて、はるかはより普遍的な (Doとしての)プリンセス概念へのステップを歩み出したとは 言えるのでしょう。 なので、別にBeであるプリンセス論を語っているトワイライトが 間違っているとも言えないのでしょうが、でも為政者としてと 言うか、帝王学的な方向で考えると、やはりDoな部分も重視しない わけにはいかないのかな(笑)。 もしトワイライトが何らかの形で善化し、そして最後には本当の プリンセスとしての道を歩むとしたら、むしろトワイライトの プリンセスとしての成長譚という側面も本作は持っているのかも。 ゆめ先生は学園の創設者であり学園長であったという驚きのオチで 今回の締め。 絵本ずいぶん儲かったんですね、という感じですが(笑)、 ノーブル学園の関係者がずいぶん頻出してしまって、世界が 箱庭的にやや狭くなっているかなと言う危惧もなくはないかも。 まあ基本的にプリキュアシリーズはだいたい一つの街の中で 話が終始することの多い箱庭ではあるのですが(笑)。 [No.3097] 2015/05/31(Sun) 09:56:22 |