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改心系プリキュアでは恒例かつ必要なエピソードとしての贖罪回。 もっとも、トワはトワイライトだった時も、ほとんど直接には 悪事に手を染めておらず、シャットやロックにやらせてばかり だったので、歴代のせつなやエレンに比べてそこまで罪の意識を 感じるべきなのだろうか、という気はしなくもありません。 いやまあ、悪の組織の一員だっただけでも確かにそれは罪です けどね(笑)。何よりも、自分がディスピアの手に落ちたことで ホープキングダムの人々から希望を奪ってしまったという事実が 重く、基本的にトワの罪悪感はそちらのほうに向けられている のでしょうね。 そんな中で、ほぼ唯一トワイライトが直接害を加えた学園長を 再登場させて贖罪の対象にする、という構成は妥当なものですね。 それだけでなく、相手が学園長だからそのまま学園への編入も スムーズに行える、という流れも作れるわけで、よく考えられた シリーズ構成だった気がします。 まあ異世界人の戸籍とか何とかという話は歴代プリキュアでも すべてガン無視されているので(笑)、今回も触れるべきでは ないでしょう(笑)。 基本的なストーリー自体はそのように重いものであるだけに、 Aパートではトワのポンコツぶり(笑)を強調することで 空気を和らげると同時にメリハリも付いており、視聴者にトワへの 好感を抱かせる効果を上げていました。 お姫様系ポンコツという描写は定番とはいえなかなか楽しく、 『プリンセス』という本作のキータームを逆に笑いのネタにする、 セルフパロディともいえるような見せ方でしたね(笑)。 まあトワはポンコツというよりは、単にこちらの世界基準では 世間知らずだというだけで、知識さえ得られればちゃんとした 生活は送れるかなという気はします。せつなのようにピーマンが 苦手とか、エレンのようにお化けが苦手とかいう弱点が、今後 出てくるかもですが(笑)。 罪の意識に苦しむスカーレットを救うのはさすがの主人公たる フローラ。ゼツボーグに襲われるという部分を除去して考えれば、 きららの言うように一時期だけは放っておくというのも、一つの 解決法ではあるかもしれませんね。しかしそれでも手を差し伸べて しまうのが、はるかのはるかたるゆえんなのでしょう。 スカーレットを抱きしめたフローラの、「何を言われても笑い 飛ばせるようにいつも笑っていよう」という言葉は結構重いもの かもしれません。 はるか自身が常にそういう生き方をしてきたわけでは決してなく、 むしろ『プリンセスになりたい』という自分の夢に対して、 最初のほうは人に言えない恥ずかしさを抱いていたり、また カナタに会う前はその夢を笑われて傷ついたりしていたわけ ですからね。 そんなはるかだからこそ「何を言われても笑えるように」と いう言葉には、浮ついた慰めではなく、実体験から得られた 強い説得力があるのでしょう。 また更に考えれば、はるかはかつてカナタに出会うことで得られた 笑顔を、今度はその妹であるトワに返す、という笑顔の連鎖が 出来上がっているともいえるのかもしれませんね。 今回もう一つの衝撃だったのは成長しちゃったロック(笑)。 実際、最も能力が高いという設定の割には彼個人の描写が 薄かったのは確かですから、ここに来てキャラ固めに入ってきた、 という感じでしょうかね。 また少年モードのままだと、視聴者が不憫に感じるので 倒しにくい、というようなこともあるのかもしれません。つまり メタ的に考えれば、そろそろロックも退場時期なのかな、という 感がなくもないのですが、どうなるでしょうか。 次回はきららとトワの友情話。メインであるはるかとだけではなく 周囲の人物との交流もきちんと描いていくのは堅実で丁寧ですね。 フレッシュのせつなと美希のお買いものエピソードを思い出し たりもして楽しみです。 [No.3115] 2015/07/12(Sun) 09:36:00 |