![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
トワときららの関係構築を描いたエピソード。新規加入メンバーと 既存メンバーの心の交流を、一人ひとりきちんと見せていくのは 丁寧な構成ですね。 実際、現代っ子のノリのきららと世間知らずお姫様のトワ、という 二人は、対照的なだけにいい化学反応を起こして、なかなか 魅力あるコンビに仕上がっていたように思います。ことによると はるかとよりも、きららとのほうがいいペアになりそうですね、 トワ(笑)。 本編はトワの知識不足な部分をコミカルなくすぐりに使いながらも これを過剰に強調はせず、きららの仕事面でのスランプをうまく 絡み合わせ、最後に笑顔のキータームを使って解決させる、巧みな 話作りが光るものでした。 バレエやバイオリンの能力、そして何よりもおそらくその高貴な 立居ふるまいから、トワが周囲から注目され、ファンも付いて いる、という一描写を入れたのは、結構さりげなくも重要な ポイントかも。 そこがなければ、トワはただの珍獣で終わってしまいます からね(笑)。単に面白い生き物としてだけではなく、きちんと トワの株を上げておいてイジる、と言うのはバランス的にも妥当な ところでしょう。 もちろんトワの世間知らずな部分も、それはそれで可愛らしいの ですが(笑)。 きららは、かつて必要以上には他者を近づけさせない子でしたが、 今回の彼女は非常に甲斐甲斐しくトワの面倒を見ており、その 成長ぶりがうかがえます。はるかに対しても保護者的立場で行動 することが多かったわけですし、きららの本質は、こういった おかーさん的な部分にあるのかもしれませんね(笑)。 トワにとっては、『自分では何もできない』ということへの 焦りを、自分と反対に『てきぱきと何でもできるきらら』という 対比で見せられることで、より一層距離感を図りかねるところは あったのかもしれません。 しかしそのきららも仕事では悩んでいたりするわけでした。 きららは自分のスランプの原因を自分自身で解決するだけの高い 能力を見せてくれ、それはきらららしいともいえます。でも トワがきららの悩みを解決してあげる、という展開にすることで 双方のパワーバランスを取る、という展開もあり得たかも しれませんね。 もちろん、トワがいたからこそきららはスランプの原因に 気づけたわけで、そういう意味ではトワの存在は、きららに とっても重要なポイントにはなっていたのですが。 まあ難しいことを考えたりせず、「洗濯の手順がわからない」と いうトワの世間知らず描写から、自然にシーツ越しのこちょこちょ 展開につなげたシナリオの妙に唸るべきでしょうか(笑)。 実際相当の破壊力を持ったシーンで、きららとトワのカップル…… いやその、コンビとしては一つの完成形に、いきなり到達して しまった場面だったと思います(笑)。 ラストシーンの、トワのほうが先に身支度を整えてきららを待って いる、という光景もいい逆転でした。 次回はみなみとトワにポイントを置いた話になりそうです。 二人とも世間ずれしたお嬢様という、こちらは方向性の似た キャラクターの競演ということになりますが、どういった話に なるでしょうか。 [No.3121] 2015/07/19(Sun) 09:59:34 |