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終盤の捻りによって秀逸な完成度になったエピソードでした。 カナタがそのまま平野くんの代役として出場して終わり、という だけでは陳腐以下のお話になっていたかもしれませんね。 ですが、きっちりとクラスみんなの団結と平野くんの存在を尊重し 最後までやり遂げた結末により、綺麗にまとまった展開に 仕上がっていました。 はるかが冒頭でジュリエット役に選ばれたときに、クラスの みんなにはそれぞれやりたいことがある、という描写を さしはさんでいたのも、この展開へ向けて効いていましたね。 まあ、ジュリエット役やりたくないからみんな裏方に 逃げたのでは、と見えなくもなかったですが(笑)。 今回はカナタとはるかの関係を深めるエピソード。それだけに、 そのカナタをあえてロミオにしなかった、という変化球は 意外性もあり、ストーリー的にも誰の株も下げずに終わった 感心すべきポイントでした。 カナタが好意からとはいえ平野くんの役を奪ってしまっていたら、 カナタの評価は下がってしまっていたかもしれませんね。 しかし平野くんが演じるべき、という主張を、カナタと親しい はるかの口から言わせる、という描写は、彼女の主人公性を 際立たせていました。 舞台上で転んでしまった平野ロミオに咄嗟のアドリブで駆け寄る はるかの姿は、演出家のりこの言う通り「ジュリエットを理解 した」役者の行動であると同時に、舞台の完成に向けて必死な はるか自身の姿でもあったでしょう。 思わずガラスの仮面始まったかと思いましたが(笑)。 そのようにカナタを舞台からは外した作劇でありながら、 ラストシーンも含め、要所要所できちんとカナタとはるかの 関わりを作っており、この二人の存在感をしっかりと打ち出しても いましたね。 ドラマパートに時間を割いた分、バトルパートは短くなってしまう わけですが、その短いという制約を逆に利用したカウントダウン 展開も、緊迫感を持たせ、画面作り的にも視聴者を引き込む いい工夫でした。 ゼツボーグでも機械が濡れたら壊れるのか、というのはちょっと 面白いところでしたが(笑)。 そのように完成度の高いエピソードだったのですが、次回予告で 登場した謎の誰かさんの姿で全部持って行かれた感が(笑)。 復活後の彼はずっとシリアス担当だったのに(笑)。 [No.3158] 2015/10/18(Sun) 09:45:03 |