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今回は久しぶりのメカ戦が。 と言っても終盤ちょっとだけでしたが(笑)。 スタッフがメカ戦という要素をどう考えているのかについては、 ちょっと興味のあるところです。 ロボット物である以上、一定以上の見せ場は作るべきでは ないのかとも思えますし、逆に言えば、アニメを一つのドラマと して考えれば、ロボットは単なる一つのガジェットにすぎず、 こだわる必要はないともいえるかも。その辺のバランスを取るのが 難しいのかもしれませんが。 ただまあ、今回ラストに駆けつけたバルバトスは、さすがに 主役メカと言うべき存在感をしっかり発揮してくれていました。 出番自体は少なくても、最終的に視聴者の印象に明確に残れば それは方法論としては正解なのかもしれませんね。 逆に言えば、冒頭、三日月を置いて出港したというのも ラストに劇的に駆けつけるためにわざと出待ちのタイミングを 図っていたといえるわけで、そこはスタッフの計算のあとが ちゃんとうかがえるとは言えますね。 ドラマパートは、アトラと昭弘の二人の過去話。 「家族」というタームが前面に押し出されてきた最近の流れからの 自然な展開ではあります。ただ、ストーリーのポイントとしては、 アトラ回にするか昭弘回にするか、どちらかに焦点を絞った方が よかったのかも。 どちらかというと、今後の展開にしっかり絡んで来そうなのは 昭弘のエピソードの方かもしれませんね。生き別れの兄弟って、 絶対再開展開のフラグですし(笑)。 もっとも、アトラのエピソードも、彼女が三日月に想いを寄せる その動機付けではありますから、重要な部分なのですが。 火星の環境の過酷さが改めて強調され、そこからの生き残りや 成り上がりといった、キャラクターたちの行動の動機づけを 強化した回だったともいえるでしょうか。 「家族」という概念が提示されることで、キャラクターたちの、 それまでは生き残るのが精いっぱいという状況から、さらに そこから上へ這い上がる、自分だけではなく家族も、という方向へ 膨らんできたのは、話の流れとしてわかりやすいところですね。 アトラのハーレム認容発想はなかなかインパクトがあり(笑)、 彼女がただ待っているだけの子ではなく、おとなしやかでは あっても無駄に行動力がある子だということが、改めて伝わり ました(笑)。まあ鉄華団に乗り込んできたときからそうなの ですけど。 アトラとクーデリアの関係は見ていて微笑ましく、スタッフ側と しても鉄華団内の団結を強調し、内部での波風を極力立てない ようにしているように見えます。 そうであるからこそ、今後はそうではなくなるのではないか、と いう観測も浮かんできてしまうのですが。 今回で10話。世界全体を俯瞰した場合には、物語はあまり進んで いないとは言えるのですが、等身大の視点に切り替えると 各人物がかなり大きな変容を遂げている、という面白い アンバランスさが見て取れる作品になっています。 少なくとも現状では、本作は世界ではなく人物のミニマルな視点を 重視しているとはいえるのでしょうが、今後どうなっていくのか、 についても関心が持たれますね。 [No.3191] 2015/12/06(Sun) 18:18:25 |