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シャット編であると同時にトワ編でもあった今回。 前半ではかわいらしいトワの言動や表情が強調して描かれ、 後半に回想されるトワイライト時代の姿とのギャップを際立たせて いました。 トワイライト時代の生き方と今の生き方の違いを、トワイライトに あこがれていたシャット相手に語るというやり方で、トワが自分の 過去に区切りをつけた話でもありますね。 トワイライトとしての孤高の生き方が必ずしも全否定されるべき ものでもないのではないかという気もしなくもないのですが(笑)、 まあプリキュアというフォーマットで語ろうとすれば、やはり 仲間の大切さや思いやり、やさしさの強調という方向には 落ち着いてしまうものでしょう。 そういった仲間の大切さを描くためのエピソードとして、 雪の城つくりは効果的でもありました。 あんなでっかい城を短時間で中学生が作れるだろうか、という 突込みはまああるとしても(笑)、ポイントはそこにはなくて、 多くのキャラクターたちが力を合わせて、しかもわずか数日で おそらく溶けてしまうであろう、はかない雪の城のために全力で 頑張るすがすがしさを見せたかったものなのでしょうね。 一条らんこをはじめとした多くの準レギュラーが登場し、 お祭り回としての側面も見せてくれたお話でした。 それはもちろん孤独にさすらうシャットの姿との対比でも ありましたが、シャットの口癖である「のみ」という言葉が 彼の孤独を語るうえでいいスパイスになっていました。 シャットの今回の戦いは、プリキュアたちによって手厳しく指摘 されたように八つ当たりでしかなく、そのみじめで小さな 暴れ方が逆にシャットの絶望を示すものとして効いていたようにも 思います。 最後に差し伸べられたスカーレットの手を取らず、撥ね付けて 去っていったシャットの姿はちょっと意外。ここであっさり改心 とか和解などの展開にはならず、もう少し解決を引っ張るよう ですね。 とはいえ、ミス・シャムールとのささやかな触れ合いが、 シャットの内面で変わった何かがはっきりとあるのだということを 示してもいます。シャムールとシャット、ネコ型妖精?同士で いい絡みができるかもしれませんね。 最終決戦あたりに駆けつけて味方をしてくれるパターンだと 美味しそうなのですが、でもそれだとディスピアやクローズに 討たれてしまいそうで心配なところはあるかも。 獣化し暴れるシャットを見てフローラがぽつりと言った 「助けよう」の言葉は、彼女の顔が隠された状態の演出だった だけに印象的。おそらくクローズを一度倒してしまった時のことを 想起しているのかな、とも想像でき、今後のクローズとの最終 決戦への流れにもそういった描写が期待できるかな、とも 思えます。 プリキュアにしては珍しく(笑)、一応は安らかで落ち着いた 展開での年の瀬となりました。例年だと大体、クリスマス頃に 最終決戦が始まって、年末は地球が大変なことになってる時期です からね(笑)。 本作の最終展開は年明けからということになりそうです。 次作『魔法つかいプリキュア』ともども、プリンセスの方の フィナーレにも期待したいですね。 [No.3203] 2015/12/27(Sun) 10:24:40 |