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次回作『魔法つかいプリキュア!』の予告映像が放映されました。 キャラデザはちょっと濃い目というか、魔法つかいという 肩タイトルから予想されるようなファンシーな方向ではない感じ ですね。なかなかメイン二人ともに可愛らしく魅力的に見えます。 キュアマジカル・リコのCVは堀江由衣さん。 トワ役の沢城みゆきさんや、月影ゆりの久川綾さんの時なども 驚きがありましたが、堀江さんというのも結構サプライズですね。 さて本編は、プリンセス論についての総まとめとでもいうべき エピソードになっていました。 はるかの宝物である絵本「花のプリンセス」をもう一度取り上げ、 その絵本が未完であることをうまく使って結末の中へ誘い込む、 という罠。それを打ち破るのもまた「花」の生き方である、という 構成が気持ちよく決まった展開に仕上がっていましたね。 キュアフローラ自身が花のプリンセスなわけで、今回語られた 花としての生き方を合わせて考えてみると、はるかは最初から プリンセスとしての生き方を示されていた、ということになるの でしょうね。 Doとしてのプリンセス観、というのは作中でもこれまでに何度か 示唆されてきており、まあ破綻なくしっかり結論を出したという ことになるでしょう。 Doゆえにクローズが言うように「終わりがない」わけですが、 それこそが本作におけるプリンセス像の本質でもあるといえそう です。プリンセスの本質を悪役が言ってみせた、というのも なかなか注目すべきポイントだったかも。 幻影の中の王子様を拒絶した、という点もまた面白く、つまり 王子様と結ばれることによって獲得できるポジションとしての プリンセス像を、はるかは少なくとも自らの夢としては 受け入れなかったことになりますね。 艱難辛苦と努力を至上価値に置くという感覚は多少根性論というか 古い日本的精神論だなと言われるかもですが(笑)、そういった 精神論を重く悲壮なものとして見せるのではなく、はるかの口癖 「素敵すぎる―!」に象徴されるようにあくまでも明るく前向きに 把握しているのが本作の方向性でもあったでしょう。 そういったはるかの姿勢に対してあくまでも対峙していく クローズの姿も印象的。 幻影に閉じ込めるというディスピアの作戦に対し、はるかには 通じないだろうと思っていた、というセリフが非常に効いて いますね。ある意味、仲間たちよりもクローズの方がはるかを おかしな言い方ですが「信頼」しており、そしてそれゆえに クローズにとっては絶対に真正面から倒さなければならない相手に なってもいるわけですね。 クローズの言葉はシリーズを通じて要所要所ではるかに鋭く 容赦ない問いかけとなって突き刺さっており、それに応えていく ことではるかは一歩ずつプリンセスに近づいていった感が あります。 価値観の試しとしてのライバルキャラというのは、プリキュア ではなかなか珍しい位置づけでしたね。 一度は救えなかったクローズを、はるかは今度こそ救えるのか、と いうのは、彼女にとっての最後の「試し」になるのでしょうか。 次回からはいよいよ最終決戦。 学園が舞台のプリキュアだっただけに、決戦の舞台も再び学園に 戻ります。 [No.3213] 2016/01/10(Sun) 10:13:20 |