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獣の槍、ウルトラマンティガ、ゴッドマーズなど、いろいろと 想起される展開。多くの人々の心の力を束ねて再起する、王道の 展開を見せてくれました。まあプリキュアは劇場版で、 ミラクルライトパターンをいつもやってくれていますし、 そういう意味では馴染みのある見せ方だったとも言えますね。 ただ、本作の場合は、「グランプリンセスとはどういうものか」 というテーマに即した展開にもなっていたのが面白いところ。 プリンセスである以上は、やはり人心を得、後押しされつつも 導いていく必要があるということになるでしょうか。 みなみ、きらら、トワはそれぞれスタート地点から一定の カリスマを得ており、その意味では最初からグランプリンセスに 近かったのかもしれませんね。一方はるかは、カリスマという 意味ではゼロからのスタートでしたから、そこを丁寧に一年かけて 作り上げていく物語でもあったと言えるかも。 ただ、学園の人々の心を最終的に動かす契機になったのは、 フローラたちの正体が親しいはるかたちであって、彼女たちが これまでずっと戦ってきてくれたという事実を聞かされたこと でした。 つまり正体バレがグランプリンセスへの最後のキーだったので あって、実は正体を隠していたのって結構なトラップだったの では?という気もしなくもありません(笑)。正体を隠したままで 戦っていたら、グランプリンセスにはなれなかったかも(笑)。 はるかとトワは本編中でこれまでにも明確にグランプリンセスへの 意思を見せていましたが(と言ってもトワは途中からはあまり それを口にしなくなったような気はしますが)、みなみときららは 特にグランプリンセスへの意欲は語られたことはありません でした。 そんな彼女たちもグランプリンセスになっているのが、まあ若干 違和感があるといえばあるかも。 作中で、みなみときららのグランプリンセスに対する考え、と いうものを、もう少しはっきり聞いておきたかった気はします。 夢の国ホープキングダムだからこそ、絶望の存在ディスピアが 生まれた、という設定はなかなかシビア。それは個体としての ディスピアを倒したからと言って根本的な解決になるわけでは ないはずのものですね。もっとも、だからこそ、さらなる 夢の象徴であり人々を夢へ導くものとしてのグランプリンセスが いなければならないわけなのでしょうが。 ディスピアは意思と人格を持つラスボスでありながら、説得も 和解もせずに倒されてしまった、近年のプリキュアにしては比較的 珍しいキャラになりました。スマイルのピエーロのように、ただの 舞台装置的なラスボスなら話は別なのですけどね。 かつてクローズを倒してしまった時にフローラの顔に走った 切ない表情を思うと、ディスピアに対しても、問答無用で倒すと いう方向にしか解決手段を見出せなかったのか、というのは 考えさせられる部分ですね。 もっとも、次回予告を見ると、どうやらクローズがまだ生きて いる様子。そこで最後の対話、という形になるのかもしれません けれど。 次回はいよいよ最終話。 決着を見届けたいと思います。そして魔法つかいの活躍にも 期待ですね(笑)。 [No.3225] 2016/01/24(Sun) 09:53:18 |