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サブタイトル通りのフミタン回であり、同時にフミタンの退場回 でもありました。 味方側のメインレギュラーキャラの中では、フミタンが初めての 退場者ですね。これまではモブキャラの犠牲者は出ても レギュラークラスは安泰だっただけに、ちょっと生存の期待も したのですけど、やはり話の流れ的に生き延びられませんでした。 フミタンの遺体を見て「もうフミタンじゃない」と言い切ることの できる三日月の精神性はやはり強烈なインパクトがあります。 かといって三日月が冷淡というわけではなく、むしろ身内に対して 強い情愛を持っている少年だということは表現されていますから 彼の、言葉とは裏腹の内心を想像することはできますね。 真っ直ぐすぎるクーデリアの眼差しに強い反発を持ちつつも 惹かれていたというフミタンの本心は、やはり三日月と オルガの鏡映し、裏返しのような関係性として捉えることが できるのでしょう。 フミタンの背景や裏切ることとなった経緯についてはあまり 詳しくは語られませんでしたが、もともとはスラムの住人で あったらしいという今回の独白はひとつの手がかりになるのかも しれません。 ある意味ではフミタンのクーデリアに対する、これが最後の教授に なったとも言えそうです。クーデリアはやはりまだ理想の中に 生きていたのでしたけれど、ここに至って醜く残酷な現実を、 大切な家族の喪失という最悪な形で突き付けられることにも なったわけですね。フミタンは自らの死を持ってクーデリアに 現実を教えたわけで、クーデリアの思想や考えが、この事件を 契機にどう変わるのか、あるいは変わらないのか、が、テーマ的な 注目点ということになるでしょうか。 クーデリアのひたむきさは肯定的なものとして描かれて きましたが、一方ではその眩しさに耐えかねて堕ちてしまう ものもいる、というのも、また厳しい現実として彼女が 受け止めなければならいものなのでしょう。 マスコミでさえクーデリアの顔を知らなかった、という描写で 前回のアトラとの取り違えはまあ一応の説得力は出てきたかも しれません。それはそれでマスコミのアンテナ低すぎるのではと 思わなくもないですが(笑)。 もっとも、クーデリアの顔を知っていたというあのデモ隊の男性が ギャラルホルン側の仕込みであったかどうかは明示されません でしたが、仕込みだとすれば、ギャラルホルンはやっぱり クーデリアの姿知ってるんじゃん、となり、仕込みでないと すれば、一般人でもニュース見て知ることができるのに、 ギャラルホルンは知らないのかよ、ともなるので、結局は あんまり取り違え事件についてはすっきりはしない気は しますけどもね(笑)。 [No.3227] 2016/01/24(Sun) 18:48:01 |