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プリキュアは魔法少女枠なのか?という議論は10年以上にわたって 折に触れ為されてきたわけですが、そんな問題をあっさり 吹き飛ばす『魔法つかいプリキュア』というネーミングが まずインパクトがある作品ですね(笑)。 しかし、実際動いてみれば、特に違和感なく、プリキュア的 物語構成と魔法つかいという要素がしっかりかみ合っており、 自然でした。逆にいえば、やはりこれまでのプリキュアも 魔法少女枠だったのでは、ということにもなるかもですが。 ヨクバールをぶっ飛ばしたのは結局パンチで(笑)、リコ自身が 「魔法なのかしら……?」と疑問に思っていたあたり、メタ的にも 面白いところでした(笑)。肉体言語というプリキュアの フォーマットの強さを実感しますね。 まあ魔法で身体強化してぶん殴るんですから、魔法といっても いいでしょう、多分(笑)。 ただそれ以外にも、ホウキを使ったアクションなどはいかにも 「魔法つかいのバトル」と言った感じで、ビジュアル的にも 楽しかったですね。 1話はオーソドックスな作り方で、スムーズに作品に入っていける 印象でした。逆にいうと、やや尖った部分、フックになるような 部分が足りないかなという、ちょっと贅沢な感覚は持ちました けどね。 とはいえ、1話の重要なポイントである主人公たちのキャラ描写と いう点では全く問題なくしっかりとこなしており、開始数分で 早くもみらいとリコのキャラに親近感を持たせることに成功して いる、というのは手堅い作り方でした。 特にリコは、いきなり落ちながら登場というポンコツぶりを完璧に 発揮したあざとい振る舞いで(笑)、そのあとの、多少つんけん した態度が嫌味に見えなくしているあたりは、まさに彼女の 口癖である「計算通り!」という奴でしょうか(笑)。 みらいに初めて声を掛けるのも、落ちたモフルンを気づかせて くれるという親切な行動からでしたし、「いい子」という印象を 極力前面に出すように注意して描写されている感じがしますね。 みらいはピンク枠らしい、まっすぐで活動的な子で、好感が 持てます。意地悪に言えば、ピンク枠としての定型的な造形以上の 印象はまだない、ともいえるかもしれませんが。 むしろ彼女のおばあちゃんがちょっと気になりますね。 魔法つかいのことをみらいに教えたと思われるおばあちゃんは、 もしかしてやはり魔法つかいなのでは?という想像が自然に 出てきます。リンクルストーンがみらいの家にあった理由、また みらいが魔法を使える理由などもそのあたりにあるのかも? みらい・リコ共に変身前は幼い感じで、「もうすぐ中学二年生」と いうよりは若干下に見えますね。 しかし変身後は一転してアダルトな魅力に溢れており、あるいは 魔法少女らしく、変身することで大人化しているのかも。 そんなプリキュアのデザイン的魅力を十全に発揮しているのが EDのCGダンスでした。毎年プリキュアのEDに使われるCGには感嘆 させられますが、今年はさらに突き抜けたコケティッシュな 存在感をたっぷり振り撒いてくれていますね。 魔法界への移動は、もうこの手の描写の定番になりつつある ハリー・ポッター方式。というか魔法学校ですしね(笑)。 魔法界と人間界という二つの舞台で展開される形になるの でしょうかね。それぞれの世界の舞台描写のリソースの割り振り、 というような意味でも注目したいところです。 [No.3236] 2016/02/07(Sun) 09:53:27 |