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魔法界編が終わり、次回からはナシマホウ界編へ。 展開的にはちょっとドタバタしている感じですが、春休みという 期間をうまく使った舞台転換だともいえるかも。夏休みもまた 魔法界に行く話はありそうですね。冬休みの頃はちょうど 最終決戦が始まるでしょうから無理かもですが(笑)。 本編はとにかくみらいとリコの百合……友情を、これでもかと 言わんばかりに強調したお話でした(笑)。いや、素直にいい話 でしたけどね。 本当は寂しいのに無理をしてリコのために試験を頑張ろうとする みらいや、そんな彼女の態度に釈然としないリコの姿などが 気合の入った演出・演技の両面で支えられ、細やかな描写で 丁寧に語られていました。前回のペガサスとの写真や冷凍ミカン など、既存の小道具を活かした演出も上手く効いていましたね。 今回はTAP担当回でしたので、全体的に見ればやや作画レベルは 下の方でしたが、要所要所できっちりと仕上げてくる力配分が 効果的でした。 ラストシーンの美麗さももちろんでしたが、本当は帰りたくない けれど、リコのために試験を頑張る、と打ち明けた際のみらいの 表情なども素晴らしいものでしたね。 そのラスト、走り行く汽車にリコが飛び乗るシーンは、いい意味 での王道の場面造りで、盛り上がりました。 夕方の画面も合せて美しい仕上がり。目を潤ませて抱き合う 二人の姿は、これでもう最終回でいいんじゃないかな的な 雰囲気さえ醸し出していました(笑)。 4話や5話あたりから、みらいからリコへの感情のベクトルがかなり 強烈なものになっていっています。今回はその総決算という感じ でしょうか。みらいは単独ではあまり特徴のない子に見えますが、 リコとの関係性という側面において、非常に強い印象を与える 造形になってきましたね。 みらいがリコにそこまで強い感情を抱く理由付けは、正直あまり 説得力のあるエピソードはなかったようには思います。でも、 人の感情なんてそんなものかもしれませんね。理屈ではなく、 ただ気が合うから大切だ、というのも、十分以上に納得はできる 理由と言えるかもしれません。 今回はそんなみらいとリコのカップリング祭りということも あり(笑)、戦闘シーンもまた徹底的にミラクルとマジカルの絆を 推していました。ずっと手を繋いだままの戦闘、そしてルビー・ パッショナーレを撃つ際に一瞬マジカルの顔を見つめるミラクル など、小さな演出が総合的に積み重なって非常に効果的でしたね。 正直、今回のエピソード的には、卒業試験だけで全編使ったほうが 収まりが良く思え、戦闘シーンはほぼ不要にも思えるのですけど、 こういった丁寧な描写をされると、やっぱり戦闘シーンがあって よかったな、と思えてしまいますね(笑)。 みらいとリコを前面に押して描き切ったのはいいのですが、 その反面、やはり補習組の描き方はちょっと物足りなさが 残ったかも。最終的にはそれぞれ成長した様子が語られましたが、 もう少しキャラ的に活かせたのではないかな、という感じは ありますね。 主人公二人の関係、という部分を強調する話だと、どうしても その周囲のキャラが割りを食うというのは仕方ないのかも しれませんが。 さて、次回からはナシマホウ界編。 なんかリコがさっそく迷子になっているようで、舞台が変わっても 相変わらずのポンコツぶりにほっとさせられますね(笑)。 [No.3276] 2016/04/03(Sun) 09:49:46 |