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ついにその威容を本格的に現わし始めたモビルアーマーの脅威。 ……なのですが、今回最も視聴者の印象に残ったのは、やっぱり イオク・クジャンの存在感ではないでしょうか(笑)。 どこからどう見てもどう言い訳の仕様もないほどのバカキャラ なのですし、あからさまにそのバカっぷりを誇張して描かれても いるのですが、同時に、部下を想って号泣し、その仇を 討とうと奮闘する姿も描かれ、ただのバカではないお人好しの バカなのだな、という部分の掘り下げも見られました。 まあそれでもやっぱりどうしようもないバカですし(笑)、状況を 悪化させるだけの存在なのですが、逆に言うと、彼に何か させれば、それだけで状況をどんどん悪化させることができ、 ドラマとして起伏を持たせることができるという意味で、 制作側にとってはとても便利なキャラに仕上がっているとも いえますね(笑)。それでいて、なんとなく許せてしまえそうな ある意味での純粋さも描かれているわけですね。 さて、そうは言ってもやはり大きな中盤の山場となったのが モビルアーマー戦。今回はあくまでその端緒と言うあたりですが、 十分以上に盛りに盛られた(笑)、殺戮兵器としての設定を 見ることが出来ました。自己修復し自動補給し無数の子機を 増殖させていき、何より的確に人命だけを狙って動く、という、 なんともデビルガンダムとF91のバグとガメラ2のレギオンを 足して3で割ったような化け物とでも言いましょうか(笑)。 ラスボスではないのでしょうが、思い切った怪物としての能力を 持ち、しかもそれが天使の名を冠し美しい姿を有する、という 倒錯的なデザインになっているあたりにスタッフの趣味の悪さを 感じます(笑)。 そしてついに邂逅してしまったヴィダールとマクギリス。 MAを相手に一時共闘、という大人の割り切り方ができるのか、 それともここでさらに波乱が起きてしまうのか。 ヴィダールの中の人の思惑やその真意とも併せて、こちらも 強い関心が持たれるところですね。 [No.3400] 2016/12/11(Sun) 19:02:48 |