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魔法界とナシマホウ界という二つの世界が存在するという設定を サンタクロースとうまく絡めたエピソード。 「今年はお爺さんじゃないのね」というお母さんも、「中学生まで ならサンタさんに手紙を書いてもいい」という言及もいずれも 微笑ましく、サンタクロースの実在というファンタジックな 状況を、それが当たり前であるという筆致でさらりと描き出して いる、面白いお話でした。 もっとも、この回の主役は勝木さんとまゆみ。 これまでにいろいろと可哀想な役どころだった(笑)勝木さんが ついに報われるという意味で、シリーズの締めくくりの一つの ポイントになったお話でもありましたね。 彼女の過去や、何故魔法使いの存在にそれほどこだわるのか、と いった掘り下げが行われるとともに、理解者を登場させることで その解決を行い、思わず、良かったね、といいたくなる展開。 サンタの存在が許容されている世界で、魔法つかいやUFOの存在が 疑われるというのも、それはそれでちょっと妙な感覚という気が しなくもないですが(笑)。 そして、その「理解者」がみらいやリコではない、というのも なかなか大胆な配役だったのではないでしょうか。みらいたちは 子供たちに夢を運ぶサンタではあるし、その夢を守るプリキュア でもあるのだけれど、必ずしも友人の理解者になれるわけでは ない、というのはちょっとスパイスが効いているかも。 思えば、みらいたちは、仕方ないとはいえ勝木さんから 自分たちの正体を隠そうとばかりしていて、彼女に対して 踏み込んだアプローチを行おうという発想にはついに至りません でした。それがみらいたちの、ある意味での魔法使いとしての限界 ではあるのかもしれませんし、魔法使いでも救えない勝木さんを 普通の人間が救ったという見方をすることもできるでしょう。 勝木さんとまゆみに面と向かって会話しているミラクルたち、と いう場面もなかなか面白いものでした。本作の場合、変身すると 大人になるので、知人と素顔を突き合わせても正体を見破られない という状況にちゃんと説得力があるんですよね。 ……まあそれでもかなり面影は残ってるとは思いますが(笑)。 さて、おそらく新年からは怒涛のラストバトルになだれ込むの でしょう。クリスマスをのんびり過ごせるプリキュアは、 シリーズを通じてもなかなか珍しかった気はします。だいたい クリスマスあたりから決戦展開になることが多いですしね。 新作も発表されていますが、本作のラストに向かっての展開も 期待したいところですね。 [No.3407] 2016/12/25(Sun) 22:29:32 |