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今回が事実上の最終回。と言うメタネタを次回予告でも やっちゃっていましたね(笑)。 公式サイトを見るに、次回はもしかしたらアラモードがゲスト出演 する可能性がありそうです。 最近のライダーの最終回がそんな感じですが、今後はプリキュアも 最終回一話前を事実上のラストにして、最終回は次作へのつなぎと いうスタイルになるのでしょうかね。 さて、その事実上の最終回。 デウスマストとのラストバトルは壮大なスケールの派手な戦いに なっていました。巨大はーちゃんと等身大ミラクルマジカル、と いうサイズ差をあえて使って見せたのも画面にメリハリがあって 面白い見せ方でしたね。また、各種スタイルへの連続変身も スピード感があって堪能できた戦いでした。 まあ、スピード感ありすぎというか、Aパートだけで決戦自体は 終わってしまいましたが(笑)。その辺は、バトルが付け足しに なることが多かった本作の、ある意味象徴かな、とも 思ったり(笑)。 それでも、さすがに和解できないかな、と思われたデウスマストに 対しても、混沌もまた世界を生み出す力がある、として新たな 道を開いてあげたのは良かったところですね。混沌の絶対否定と いうのはそれもやはり偏った価値観。秩序と混沌、どちらも それぞれに意義があるわけで、混沌の意味を見出してあげた このラストは、価値観の多様性という、魔法界とナシマホウ界の 二つの世界を描き続けてきた本作のテーマにもつながるものかも しれません。 Bパートは何と驚きのみらい大学生編。 これまで、ハートキャッチやGoプリンセスなど、大人になった後の プリキュアたちの姿がほのめかされたことはありましたが 真っ正面から描いてきたのはかなり珍しいかも。 もっとも、大人になったみらいの姿は、ミラクルとして毎週 見てきたのですけどね。ミラクルと同じように美人さんになって いましたが、髪型や服装が中学生時代とあまり変わっていない、と いうのは、彼女の内心の停滞を顕したものかもしれません。いや まあ視聴者にわかりやすいようにという部分が一番大きいの でしょうが(笑)。 それでも、色々な国を調べ、外国へも行っている、というみらいの 姿は、あまり大きな視野を持っていなかった中学生の頃からは やはり成長しているというわかりやすい言及でもありました。 そして、そのマクロな視野から再びリコのことへと意識が戻って くる、という切り替えも効果的だったと言えるでしょうね。 もはや魔法が使えないはずのみらいの「素直な心」が奇跡を起こす という展開は、ベタで予定調和ではあっても感動的なものでした。 「みんなに会いたい」で無反応だったけれど、「リコに逢いたい」 で魔法が発動するというのは、なんとも二人の関係性を強く示唆 するものではありますね(笑)。 十六夜をバックにしての二人の再会は美しく、印象的でした。 Aパートの別離シーンも、魔法の杖の触れ合いや絡み合う指など 一種官能的とさえいえる気合の入った作画と演出でしたが、 再会シーンも同じく艶やかなものに仕上がっていましたね。 しかしはーちゃんだけは子供のままで再会、というのは 何故なのでしょう(笑)。 まだ最終回ではありませんが、概観すると本作はやはり徹頭徹尾 みらいとリコの物語であって、それ以外の要素はほぼそのための 舞台装置的な印象があります。良くも悪くも、ということには なりますけどね。そこまで割り切った作り方をするというのも ある意味では挑戦的だった作品なのかもしれませんね。 [No.3418] 2017/01/22(Sun) 10:20:05 |